過去5年の研究者による大学評価…アジア1位は東大

 トムソン・ロイターは7月31日、2010年~2014年の過去5年にわたる「研究者による機関評価」の結果を発表した。ハーバード大学は過去5年間を通じ、すべての研究分野を牽引しており、地域別ではアジアの1位に東京大学、2位に京都大学がランクインした。

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  • アジアのランキング(2010~2014)
  • 6つの主要分野におけるランキング(2014)
  • 5年間で評価が向上した大学
 トムソン・ロイターは7月31日、2010年~2014年の過去5年にわたる「研究者による機関評価」の結果を発表した。ハーバード大学は過去5年間を通じ、すべての研究分野を牽引しており、地域別ではアジアの1位に東京大学、2位に京都大学がランクインした。

 同調査はトムソン・ロイターが毎年行う大規模な調査で、2015年が6回目の実施となる。2010年~2014年の過去5回の調査では、世界6,500大学から65,000人の回答を得た。この回答をもとに105の研究分野において分析を行っている。

 芸術・人文、臨床・前臨床・健康、生命科学、自然科学、エンジニアリング・テクノロジー、社会科学の6つの主要分野において、ハーバード大学は過去5年間を通じ、すべての研究分野をリードしている。また、ニューヨーク大学とキングス・カレッジ・ロンドンに対する評価は、この5年間で大幅に向上している。

 地域別にみると、アジアでは1位「東京大学」、2位「京都大学」、3位「清華大学」、4位「ソウル大学校」、5位「北京大学」、6位「大阪大学」、7位「東北大学」、8位「香港科技大学」、9位「国立台湾大学」、10位「香港大学」がランクインした。
《工藤めぐみ》

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