9月17日(木)より23日(水・祝)まで、松屋銀座8階イベントスクエアにて特別展示「MOOMIN!ムーミン STORY」が開催。展示会場にて、開催式が行われた。本展示では、2014年にフィンランドの陶器ブランド「アラビア」のギャラリーで開催された展覧会で展示された1990年から現在までに制作された“ムーミンマグ”73点に加え、フィンランドでは公開されなかったヴィンテージの絵皿やフィギュアなども展示。ほかにも、ムーミン出版70周年を記念した大型絵本の展示や書籍特集コーナー、イベント限定のスイーツやドリンクなど、300アイテム以上のムーミングッズが販売される。開会式では、ムーミンマグをはじめ、アラビアのムーミン関連の商品のデザインを手掛けたトーベ・スロッテが登壇。ムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソンと、すべてオリジナルの絵柄を使用することを約束したというエピソードや、もとの絵がモノクロであるため、デザイン行程であらたにカラーリングする楽しさなど、制作の裏側や本開催への想いについて語った。展示では、ガラスケースに並べられたムーミンマグと、もとになったトーベ・ヤンソンによるイラストや、カラーリングが施されたイラストが並列され、壁面にはムーミンのキャラクターが描かれている。ムーミンやムーミンパパ・ママ、スノークのおじょうさん(フローレン)、ミイといったおなじみのキャラクターをはじめ、スティンキーやモランなどのキャラクターが登場するマグや、季節ならではのカラーリングやデザイン、現在は入手困難なレアなものまで、さまざまなムーミンマグや食器が展示されている。グッズコーナーでは、アラビアのムーミンマグをはじめ、雑貨や文房具、関連書籍、コーヒーやスイーツなど、限定商品を含むさまざまなムーミングッズが満載。2015年冬季限定のアラビアマグの先行販売も行われ、オープンと同時に多くの来場者がレジへと列をなしていた。会場入り口には、ムーミンの絵本「それから どうなるの?」の大型絵本が展示され、子どもから大人までムーミンの世界を存分に堪能できる展示となっている。ムーミン、トーベ・ヤンソンファンはもちろん、フィンランド好きはぜひチェックしてみて。「MOOMIN!ムーミン STORY」は9月17日(木)~23日(水・祝)松屋銀座8階イベントスクエアにて開催。