中高生の習い事といえば、英会話、ダンス、ピアノなどが定番ですが、それ以外にも、さまざまな習い事をしているティーンズがいるようです。最近の習い事について、ティーン3人にたずねてみました!IT系の習い事がちょっとしたブームに?学習指導要領が2012年に改定され、中学校の技術・家庭科の授業で、プログラミング(プログラムによる計測・制御)が必修になり、放課後もIT系のスクールに通う子が出てきています。最近、プログラミングを習い始めたという中1の女の子は「ゲームを作りながら、プログラムが覚えられて楽しい。オタクっぽいって思われそうだったけど、友だちはカッコいいって言ってくれて嬉しいです」と語ってくれました。プログラミングは、親が習わせたい習い事の人気ランキングにも、数年前から入り始めました。ゲームやインターネットなどITサービスが当たり前のティーンや親にとっては、年々関心が高まっているようです。実際に役立つスキルを身につけよう!ある高2女子は、簿記講座に通っているそうです。きっかけは、大学に入学した先輩から、簿記の資格を取得していると就職の窓口が広がる、と聞いたから。また、パソコン関連の資格にも興味があるそうです。WEBデザインを習っている中2の女の子は、自分のホームページを作っているとのこと。「もともと絵を描くのが大好きで、デザインを考えるのが楽しい」と笑顔で答えてくれました。しかし、インタビューした3人に、クラスの友だちの習い事について教えてもらったところ、習い事に通っている比率はそれほど高くないようでした。習い事に通う女子が増えている現実もマイナビティーンズが実施したアンケート「ティーン世代は習いごとってしてるの!?」(マイナビティーンズ、2015年8月実施)によると33.3%が習い事をしているという結果が出ています。塾など、勉強系の習い事に通っている人が含まれているのに、意外と少なく思えますね。いまのティーンたちは幼い頃から、スマホやタブレットなどを日常的に操作する環境がありますから、女子力を高める定番の習い事だけでなく、男子と同じようにさまざまな技術や資格を身につけておく女の子が増えてくるかもしれませんね。ライター・写真:野村和代 tilda (SHUTTER)参考:「ティーン世代は習いごとってしてるの!?」(マイナビティーンズ)https://teens.mynavi.jp/blog/20150831_4?more