【年末年始】子どもや孫の帰省、祖父母世代の半数が負担…平均額も発表

 あおぞら銀行は12月15日、今どきシニアのお金の使い方「子・孫の帰省編」を発表。シニアの半数近くが交通費を負担しており、平均額は30,000円。また、お年玉の平均金額は8,200円、最高で9万円という人もいた。金額の地域別傾向としては依然として「西高東低」となった。

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 あおぞら銀行は12月15日、今どきシニアのお金の使い方「子・孫の帰省編」を発表。シニアの半数近くが交通費を負担しており、平均額は30,000円。また、お年玉の平均金額は8,200円、最高で9万円という人もいた。金額の地域別傾向としては依然として「西高東低」となった。

 「子・孫の帰省編」は、あおぞら銀行の「シニアのリアル調査」2015から帰省関連の結果をまとめたもの。「シニアのリアル調査」は2015年8月6日~8日の期間、全国55~74歳の男女2,072人を対象に、インターネット調査を実施した。

 帰省してくる子どもや孫がいるシニアのうち47.5%が、交通費を「いつも負担」「たまに負担」と回答。負担する交通費でもっとも多いのは「1~2万円未満」22.7%、ついで「2~3万未満」19.7%、「3~5万円未満」19.3%だった。全体平均は30,000円、前年より1,000円微減した。また、男性シニアより女性シニアの方が平均で6,000円多くお金を使う傾向にあった。

 また、帰省時に使う交通費以外の支出額をみると、「3~5万円未満」が最多、全体平均は前年同様に48,000円だった。男性シニアが平均41,600円だったのに対し、女性シニアは平均53,100円と、男女間で1万1,500円の差。交通費に続き、女性の方が支出額が多い傾向となった。

 孫1人あたりのお年玉について聞くと、全体平均が8,200円と前年より500円増加。もっとも多かったのは「1~1.5万円未満」で32.2%を占め、ついで「5,000~1万円未満」30.1%だった。地域別では、関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)のお年玉金額が8,500円(前年比1,500円増)と大幅アップ。一方で、関西(大阪・京都・兵庫・奈良)も前年比300円増の9,000円、関東との差は縮まったが、依然として「西高東低」の傾向となった。
《黄金崎綾乃》

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