【高校受験2016】茨城県公立高校入試<国語>講評…新傾向の問題が登場

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2016年度 茨城県公立高校 講評 国語
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 3月3日、平成28年度茨城県立高等学校入学者選抜一般入学学力検査が実施された。一般学力検査の全日制総計募集人員19,830人に対し志願者数は21,639人で、倍率は1.09倍。リセマムでは、市進教育グループ「茨進」の協力を得て、学力検査の「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<国語>講評(茨進 提供)

 例年通り、大問は5つで、小説・説明文・古典・韻文(短歌)・総合問題(文法、敬語、作文など)で構成されていました。記述力を問う問題は例年通りの難易度でしたが、助動詞や助詞の識別など全体的に知識を問う問題が目立ちました。

(1) 文学的文章

 中学生が主人公の文章で、部活動における女子中学生二人のやりとりを中心にした文章でした。主に、登場人物の心情が問われました。記述問題は、本文中の文章をうまくつなぎあわせると正答にたどりつける問題で、昨年よりは解きやすかったと言えます。漢字の書き取りは、例年通り、小学校の履修範囲からの出題でした。

(2) 説明的文章

 環境問題を扱った、身近な話題の説明文が出題されました。(2)の語句の穴埋め問題は文脈から組み合わせを判断するものでした。漢字の読みは例年通り、中学生の履修範囲のもので、正解しやすかったと言えます。記述問題は使用する語句が指定されており、本文中からそれらの語句がどのように使われているかをつなげていけば、解答を完成させることができたでしょう。

(3) 古典(古文)

 内容理解自体はしやすく、仮名づかいを問うもの、指示内容の書き抜き問題、内容一致問題と例年通りの出題となっていました。

(4) 韻文(短歌)

 今年度は「短歌」からの出題でした。今年も鑑賞文がついていたため、ほぼ鑑賞文を読み取る問題となっていました。しかし、文法問題(「ながら」の識別)が、この大問で出題され、戸惑ってしまった受験生もいたかもしれません。

(5) 総合問題

 敬語、文法から作文まで例年通り、幅広く知識を問うものを中心に出題されていました。

 (1)楷書・行書の特徴を問うもの、(3)単語の分類は茨城県立では新傾向の問題と言えます。作文はあらかじめテーマが決められ(今年は「敬語について」)、条件が与えられていたため、受験者をある程度、誘導してくれる問題でした。そのため、指定字数の160~200文字は、時間さえ確保できれば得点源にできたでしょう。
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 このレポートは2016年3月3日に速報として茨進により作成されたもの。

協力:茨進
《編集部》

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