大阪市「中学生チャレンジテスト」全科目大阪府平均下回る

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 大阪市教育委員会は3月29日、平成27年度「中学生チャレンジテスト」の結果概要を公表。大阪府が府内の中学1、2年生を対象に実施している学力調査で、大阪市の中学1、2年生は、全科目で大阪府の平均点を下回る結果になった。

 「中学生チャレンジテスト」は、大阪府や各市町村委員会が生徒の学力を把握・分析することで、教育の成果や課題を検証して改善を図ることを目的に、府内の市町村立中学校、特別支援学校および支援学校中学部の第1学年、第2学年を対象に平成26年度から実施している。調査結果は、大阪府公立高校入学者選抜の評定の公平性を資する資料、いわゆる内申書として作成し市町村教育委員会や学校に提供している。1年生は国語、数学、英語の3科目。2年生は国語、社会、数学、理科、英語の5科目のテストを実施している。

 今回発表されたのは1月13日に実施されたテストの結果で、市内の中学1年生16,986人、2年生17,391人が対象。中学1年生は実施した国語、数学、英語の3科目ともに大阪府の平均点を0.6~1.3ポイント下回った。英語では、「聞くこと」は良好な結果だったが、基本的な文の仕組みや会話等の内容を理解したうえで、適切な英文を書くことに努力が必要としている。

 中学2年生は、国語、社会、数学、理科、英語の5科目すべてで大阪府の平均点を0.1~2.1ポイント下回った。大阪府の平均を2.1ポイント下回ったのは、学習進度で選択する社会のB問題で、地理的分野は良好だったが、地図やグラフで示されている情報を適切に読み取ることなどの努力が必要と分析している。

 また、学習に関するアンケートでは、中学2年生は「数学の授業の内容はよく分かる」について「分かる」と肯定的な回答は73.3%おり、前年度とほぼ同様だった。英語については、「分かる」と肯定的な回答は71%で、前年度から1.8ポイント減少している。そのほか、5点ごとに得点を区切り生徒の割合を示した「ヒストグラム」などのデータも公開している。

 平成28年度からは中学3年生も対象となり、3年生は6月23日、1、2年生は平成29年1月12日に実施する。
《田中志実》

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