「ふ~ふふ~ん」鼻歌でも検索できるアプリ、ヤマハが公開

 頭に浮かんだメロディや、テレビでたまたま流れた音楽について、「この曲、タイトルなんだっけ?」となるのは、よくある話だ。こうしたときに役立つのが「Shazam」「Sound Hound」「midomi」などの音楽認識・検索アプリだろう。

デジタル生活 その他
「歌っちゃお検索」アプリ画面イメージ
  • 「歌っちゃお検索」アプリ画面イメージ
  • 「弾いちゃお検索」の機能も引き続き利用可能
  • 「歌っちゃお検索」アプリアイコン
 頭に浮かんだメロディや、テレビでたまたま流れた音楽について、「この曲、タイトルなんだっけ?」となるのは、よくある話だ。こうしたときに役立つのが「Shazam」「Sound Hound」「midomi」などの音楽認識・検索アプリだろう。

 「Shazam」「Sound Hound」では、流れている楽曲を聴かせれば、高い精度で認識し、曲名を教えてくれる。鼻歌でも一応検索は可能だが、こちらは正直それほど精度は高くない。また、少しでもキーボード(鍵盤楽器)を弾ける人なら、「自分で演奏すれば、もっと正確にメロディが伝わるのになあ」と思ったことも多いだろう。これに対してヤマハでは2014年2月より、画面のキーボードでメロディーを弾いて楽曲を高速かつ簡単に検索できるiPhone /iPod touch向けアプリ「弾いちゃお検索」を提供している。

 そして今回、「弾いちゃお検索」が鼻歌にも対応。iPhone/iPod touch向けアプリケーション「歌っちゃお検索」として新たに提供がスタートした。「歌っちゃお検索」は、「歌う」だけで曲名を検索できる機能が追加されており、弾いて検索するだけでなく、歌って検索できる機能が利用可能となっている。歌詞がわからない場合は、ハミングや鼻歌でも大丈夫。メロディを忘れて歌が途中で止まっても、続きを歌い始めればそれまでのメロディも考慮して検索を行うという。キーが異なっていても検索してくれる。

 ヤマハ独自の「高速逐次検索技術」によって、歌うだけで曲名を高速に検索。楽器演奏評価技術「virtana」(ヴィルターナ)で解析することで、より正確に楽曲を検索することを可能にしたという。「弾いちゃお検索」の機能も引き続き利用可能で、最低4つの単音メロディーを弾くだけで検索を開始し、じょじょに絞り混んでいくため、弾き直しの必要もない。

 候補楽曲のメロディは約10秒ほど試聴することもできる。これにより、本当に当たっているかどうか、ちゃんと確認できる。「iTunes Store」「ぷりんと楽譜」などで楽曲・楽譜を購入できる場合は、購入ページへのリンクが表示される。

 実際に使ってみたところ、やはり国産のヤマハだけあって、洋楽より日本の楽曲に強い模様。また、前奏や間奏より、しっかりとメロディを入力するとヒットしやすい模様だ。

鼻歌でも演奏でもOK! ヤマハが音楽検索アプリ「歌っちゃお検索」公開

《赤坂薫@RBB TODAY》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top