海を渡った「東大ノート」…日本とMITの橋渡し

 通称「東大ノート」として親しまれている『キャンパス・ドット入り罫線ノート』が「MIT」に渡る、ドラマティックな展開に興奮...。

生活・健康 その他
 新学期が始まった4月上旬、アメリカからコクヨのお客様相談室に一本の電話が入った。マサチューセッツ工科大学(以降MIT)の学生だというのだ。

 電話の主は、MIT修士課程で留学中の辛知恩さん。どうやら、日本の文化や技術などを紹介するイベントがあるそうで、「日本の技術、特に日常生活の中で何気なく触れている優れた技術に着目し、『キャンパス・ドット入り罫線ノート』を展示したいので協力してほしい。」という申し出でした。

 通称「東大ノート」として親しまれている『キャンパス・ドット入り罫線ノート』が「MIT」に渡る、こんな素敵な橋渡しがあろうか!いや、もちろんよろこんでご協力いたしますとも。なんでしたら、針なしホッチキス「ハリナックス」やペン先が楽しい蛍光ペン「ビートルティップ」もお送りさせて頂きましょう。

 というわけで、4月下旬には、日本の文房具たちが無事に海を渡り、MITの日本の技術を紹介する場で紹介されました。パネルも美しく作られ、展示品は実際に学生に使って良さを伝えることができ、評判もよかったそうです。

 このイベントは、MITで日本人ネットワークの促進や、日本文化に関する情報発信などをしているJapanese Association of MIT (JAM)が運営されているそうです。春・夏に定期的に行われており、300人ものMITの学生が参加する、比較的大きなイベントとのこと。イベントの様子は、主催者からメールで届けて頂きました。日本の技術発信にお役にたててよかったです。

 この(通称)「東大ノート」は、2008年に書籍「東大合格生のノートはかならず美しい」(文藝春秋・太田あや著)とのコラボレーションから誕生しました。書籍は、シリーズ累計で55万部を突破し、ノートは、いまでは東大合格生の70%が使用経験があるという実績を持っています(※)。

 MITの学生はどんなノートを使っていたのでしょうね。

※コクヨ株式会社調べ(2015年12月、東大生379人にドット罫ルーズリーフを含む使用経験を調査)

東大からマサチューセッツ工科大学に渡ったノート

《防災訓練生.S》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top