大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は7月21日、早大現役進学率ランキング2016を発表した。附属校や系属校を除く早稲田大学の現役進学率トップは、進学率20%の横浜共立学園だった。 早大現役進学率ランキングは、早稲田大学への現役進学率が高い高校を、附属校、系属校を除いて高い順に並べたもの。進学率は、卒業生に占める現役進学者数の割合を示す。 早稲田大学への現役進学率が高い高校は、1位「横浜共立学園」20%、2位「お茶の水女子大附属」14.8%、3位「頌栄女子学院」13.8%と、上位3校はすべて女子校が占めた。また、5位「吉祥女子」、8位「洗足学園」、10位「鎌倉女学院」、14位「女子学院」、16位「光塩女子学院」と上位20校中8校が女子校だった。 東京大学や一橋大学、東京工業大学などの難関国立大学を受ける受験生は、早稲田大学や慶應義塾大学を併願するケースが多く、難関国立大学に強い学校ほど、早慶の現役進学率が低い傾向にあるという。たとえば、開成では早稲田大学の現役合格者は137人いたが、入学者は22人、現役進学率は5.5%でランク外となった。 ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。明治大学や中央大学に強い高校ランキングなども紹介されている。◆早大現役進学率ランキング1位「横浜共立学園」20%2位「お茶の水女子大附属」14.8%3位「頌栄女子学院」13.8%4位「公文国際学園」13.1%5位「吉祥女子」12.5%6位「川和」12.4%7位「世田谷学園」12.4%8位「洗足学園」12.3%9位「本郷」12.1%10位「鎌倉女学院」11.7%