中大、法学部教授が執筆「高校生からの法学入門」出版

 中央大学法学部が「高校生からの法学入門」を出版した。法学部の教授9人が共同で執筆し、SNS、18歳選挙権、ブラックバイトなど高校生でも身近に感じられる話題を取り上げ、法学に興味をもってもらう内容になっている。四六判、218ページ、定価は900円(税別)。

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法学部が「高校生からの法学入門」出版
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 中央大学法学部が「高校生からの法学入門」を出版した。法学部の教授9人が共同で執筆し、SNS、18歳選挙権、ブラックバイトなど高校生でも身近に感じられる話題を取り上げ、法学に興味をもってもらう内容になっている。定価は900円(税別)。

 高校生の生活と法の距離はそれほど離れていない。視点を変えると「法的なものの考え方」を生かす場面も多い。また、高校生のうちから法的な視点で直視してもらいたい社会問題も多いことから、周りで起こっている問題や話題を取り上げている。

 目次では、「『遅刻したらトイレ掃除1週間』は効果的?―犯罪と刑罰」や「他人の悪口をいうことは自由なの?―表現の自由」など、12章にわけて日常の些細な出来事を「法的に考える」ということを伝えてくれる。

 執筆は民法が専門の遠藤研一郎教授、労働法が専門の川田知子教授など9人の教授が担当。本を通じて、10代の若者が自分と法の距離を自覚的に縮め、少しでも法学という学問に興味をもってもらいたいという願いが込められている。

 四六判、218ページ、定価は900円(税別)。全国の書店や大学生協などで販売する。
《田中志実》

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