「階」「戦ぐ」…。日常でよく目にする漢字だが、一体なんと読むか。gooランキングは8月15日、「簡単な字なのに意外と読めない漢字ランキング」を発表した。「泥む」「希う」など、読みにくい漢字を32位まで発表している。 gooランキングによる調査「簡単な字なのに意外と読めない漢字ランキング」は、gooランキング編集部が7月27日~29日まで、「リサーチプラス」モニターの20~30代男女各250名に対してアンケートを行い、その結果を集計したもの。 簡単な字なのに意外と読めない漢字トップは「戦ぐ(そよぐ)」。戦に向かうような勇ましい印象の漢字だが、風のようすを表している。似た言葉に「微風(そよかぜ)」があり、音だけ拾うと「戦風(そよかぜ)」とも書けなくはないが、gooランキング編集部は戦場を駆け抜ける強者に与えられる「二つ名」のようだとしている。 簡単な字なのに意外と読めない漢字2位は「階(きざはし)」。知らなければ読めない漢字だが、音に意味が隠れており、「きざ(刻)」は段々になっているさま、「はし(階)」は橋のように場所を繋ぐさま、あわせて「きざはし(階段)」という意味になるという。 3位は「泥む(なずむ)」。物事がなかなか進まなかったり、執着や悩み苦しむさまを表しており、有名な歌の歌い出しにある「暮れなず(泥)む町の~」とは、日が暮れそうでなかなか暮れないでいるようすを表した言葉なのだそう。 ランキングにはこのほか、「希う」「挙って」「論う」「専ら」などが並ぶ。ランキング結果は、gooランキングWebサイト内の「簡単な字なのに意外と読めない漢字ランキング」すべて閲覧できる。◆簡単な字なのに意外と読めない漢字ランキング トップ101位 戦ぐ2位 階3位 泥む4位 希う5位 集く6位 挙って7位 論う8位 一入9位 徐に10位 焼べる出典元:gooランキング