最高裁や法務省「法の日フェスタ」10/1…法廷見学や取調べ実演など

 最高裁判所、法務省・最高検察庁、日本弁護士連合会が共催するイベント「法の日フェスタ」が、10月1日に開催される。法廷見学会や模擬取調べ実演、トークイベントなど、小中学生から大人まで法を身近に感じながら学ぶことができる。事前申込制。参加無料。

教育イベント 小学生
 最高裁判所、法務省・最高検察庁、日本弁護士連合会が共催するイベント「法の日フェスタ」が、10月1日に開催される。法廷見学会や模擬取調べ実演、トークイベントなど、小中学生から大人まで法を身近に感じながら学ぶことができる。

 10月1日の「法の日」は、国民に法の役割や重要性について考えてもらうきっかけとしてもらうために設けられたもの。「法の日」から1週間は「法の日週間」として、毎年最高裁判所、法務省・最高検察庁、日本弁護士連合会の共催で「法の日フェスタ」を開催している。普段は見ることのできない施設を見学し法曹界の仕事に触れたり、働く人の生の声を聞いたりすることで法を身近に感じてもらいたいという。

 最高裁判所は「法廷見学会」を開催。普段は立ち入れない大法廷や小法廷の見学、法服着用で裁判官席に座っての記念撮影ができる。また、裁判所の仕組みがわかるビデオ上映や質問コーナーなどで、親子一緒に楽しく学ぶことができる。

 法務省・最高検察庁は「法律実務の体験 in 赤レンガ」を開催。小中学生を対象に、本物の検察官が取調べを再現しながら仕事内容について説明し、質問にも答えてくれる。また、犯罪・非行からの立ち直りを目指す少年院の教育プログラム体験や、少年鑑別所で実施しているコンピューター性格検査の体験などもできる。

 日本弁護士連合会は、弁護士会館にて「首都圏でもし大震災が起きたら?!」と題した防災講座を開催。危機管理アドバイザーによるわかりやすい地震対策の講演と、被災地の復興支援に携わる弁護士と熊本地震で被災した弁護士とのトークイベントが行われる。

 各イベントの参加には、イベントごとに事前申込みが必要。詳細は、最高裁判所、法務省、日本弁護士連合会の各Webサイトに公開する。

◆第57回 法の日週間記念行事「法の日フェスタ」
【法廷見学会】
日時:10月1日(土)10:15~12:00(9:45受付開始)
会場:最高裁判所(千代田区隼町4‐2)
対象:小中学生および保護者のグループ、高校生以上の個人またはグループ
※1グループ5名まで
募集人数:合計200名
参加費:無料
申込方法:8月25日(木)9:00より電話で受け付ける(先着順)

【法律実務の体験 in 赤れんが】
日時: 10月1日(土)10:00~16:00
会場:法務省赤れんが棟および6号館A棟(千代田区霞が関1‐1‐1)
参加費:無料
申込方法:事前に申込みが必要
※詳細は決まり次第法務省Webサイトで公開

【首都圏でもし大震災が起きたら?!~防災講座とトークイベント~】
日時:10月1日(土)13:00~15:30(12:30開場予定)
会場:弁護士会館 2階講堂クレオ(千代田区霞が関1‐1‐3)
対象:一般
※子ども同伴歓迎、おむつ替え・休憩スペースあり
参加費:無料
申込方法:Webの申込みフォーム、または参加申込書をFAX
※当日の参加も可能だが、できるだけ事前に申し込む
《荻田和子》

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