台風18号、沖縄地方では最大級の警戒を…発表された特別警報とは

 気象庁予報部によると、猛烈な台風第18号は4日明け方にかけて、沖縄地方にかなり接近する見込み。3日午後7時2分には、沖縄本島地方に「特別警報(大雨、暴風、波浪、高潮)」を発表。低い土地の浸水や河川の増水、暴風、高波、高潮に最大級の警戒を呼びかけている。

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台風第18号(気象庁10月3日20時45分発表)
  • 台風第18号(気象庁10月3日20時45分発表)
  • 特別警戒のイメージ(気象庁)
 気象庁予報部によると、猛烈な台風第18号は10月4日明け方にかけて、沖縄地方にかなり接近する見込み。3日午後7時2分には、沖縄本島地方に「特別警報(大雨、暴風、波浪、高潮)」を発表。低い土地の浸水や河川の増水、暴風、高波、高潮に最大級の警戒を呼びかけている。

 今回発表された「特別警報」とは、「数十年に一度の、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況にある」場合に発表される警報で、気象庁が2013年8月30日に運用を開始した。

 過去には東日本大震災における大津波や、観測史上最高の潮位を記録し5,000人以上の死者・行方不明者を出した「伊勢湾台風」の高潮、紀伊半島に甚大な被害をもたらし100人近い死者・行方不明者を出した「平成23年台風第12号」の大雨等が該当するという。

 気象庁では「特別警報が発表されたら、ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとってください」としている。該当地域では今後の情報に十分注意していただきたい。
《編集部》

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