武雄市の官民一体型学校「武雄花まる学園」 全小学校に拡大へ

 佐賀県武雄市は10月27日、官民一体型学校「武雄花まる学園」の取組みについて平成29年度以降の指定計画を発表し、平成32年度までに全小学校に拡大する方針を明らかにした。

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 佐賀県武雄市は10月27日、官民一体型学校「武雄花まる学園」の取組みについて平成29年度以降の指定計画を発表し、平成32年度までに全小学校に拡大する方針を明らかにした。

 武雄花まる学園は、公教育に民間学習塾「花まる学習会」のノウハウや活力を融合させた官民一体型の学校。武雄式反転授業「スマイル学習」、思考力を養う「なぞべー授業」、異学年・異性の班編成で自然と触れ合う「青空教室」など、花まる学習会のメソッドを取り入れた授業を行っている。

 市内では、平成27年度から武内小学校、東川登小学校、平成28年度から朝日小学校、若木小学校、橘小学校が実施校となり、現在の官民一体型学校は5校。

 さらに平成29年度からは西川登小学校が加わるほか、平成30年4月に山内東小学校、山内西小学校、北方小学校、10月に武雄小学校、平成32年度には御船が丘小学校も指定を受け、小学校全11校に導入されることになる。

 武雄市教育委員会は、「未来に続く学校づくり(武雄市の教育改革ブログ)」において、「『楽しく学ぶ。みんなで学ぶ』を基本理念に学習塾と学校そして地域が一体となって未来に続く子どもたちを育てていきます」とコメントしている。
《奥山直美》

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