【高校受験2017】東京都立高校入試<社会>講評…難度は例年並み

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【高校受験2017】東京都立高校入試<社会>講評…難度は例年並み
  • 【高校受験2017】東京都立高校入試<社会>講評…難度は例年並み
 平成29年度東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が2月24日に実施された。全日制募集人員31,995人に対し最終応募人員は48,152人で、応募倍率は1.50倍だった。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査の「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

◆<社会>講評(SAPIX中学部 提供)
 難度は例年並み 記述問題の減少 分析力を試す傾向強まる。

[1]小問集合
 地形図と写真の組合せは頻出ですが、今年は地図記号の知識を問うものではなく、写真と文章、観光地図と地形図を照らし合わせて移動経路を検討する必要がありました。歴史と公民の小問は基礎的なものでした。

[2]世界地理
 アメリカやブラジルなどに混ざって、ナミビアやモーリタニアなど、中学生になじみのない国も出題されていました。主要国に関する基礎知識と、与えられた地図や資料・文章の意味を題意に沿って正確に理解できるかどうかが試されるものでした。

[3]日本地理
 与えられた文章や資料を題意に沿って注意深く見る必要がありました。論述問題については、設問に「何について」「どのようなことに着目して」答えるかが明示してあるため、その誘導に従って資料の意味を文章化できるかどうかがポイントでした。

[4]歴史
 キーワードから時代を特定するものが中心で、元禄文化の時期を問うものは過去に類似した出題がありました。また、与えられたグラフをその場で読み解く問題は、歴史分野としては新傾向のもので、対応力が試されました。

[5]公民
 基本的人権を憲法の条文から選択するものは例年通りでした。1997年から2015年までの経済状況の推移を選択する問題は詳細な知識を試すものではなく、グラフと選択肢を照らし合わせて検討する読解力を試すものでした。

[6]総合
 経済成長に関する文から国を判断する問題は、世界史の知識が備わっていなければ解答できない珍しいタイプの出題でした。論述は、資料の意図を読み取ることは容易であるため、それを適切な長さでまとめる記述力がポイントとなりました。
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 このレポートは、2017年2月25日に速報としてSAPIX中学部が作成したもの。

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 SAPIX中学部では、新小学6年生、新中学1・2・3年生とその保護者を対象に、「高校入試分析会 地域別入試概況(東京・神奈川・埼玉・千葉・関西)」を3月11日(土)より順次実施する。2017年入試の概況やトピックス、また、来春の入試について地域別に説明する。3月22日(水)には「志望校別データ分析(都立日比谷・西高)」を実施し、両校の出題傾向や対策のほか、合否を分けた科目などについて、データに基づいた内容を解説する。詳細、申込方法はSAPIX中学部Webサイトにて確認できる。

協力:SAPIX中学部
《編集部》

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