日本英語検定協会は4月21日、TEAP CBTの2017年度の実施概要が確定したと発表した。試験日程は、9月3日と10月22日の2回、スピーキングテスト形式を「対面式」から「録音式」へ変更した。 「TEAP CBT(Computer Based Testing)」とは、4技能型アカデミック英語能力試験「TEAP」の進化形で、次世代型の英語能力判定テスト。ICTの活用により、複数の技能を統合的に運用する能力や実践手稲英語力が測定可能だ。2016年度の初回から、総志願者数は509名、TEAPならびにTEAP CBTの合算では14,359名となった。 今回変更となったのは、試験日程とスピーキングテスト形式。試験日程は年1回から2回へ変更となった。また、今後、試験開催都市を広げていくことを見据え、スピーキングテスト形式を「対面式」から「録音式」へ変更した。 「対面式」は、もっとも実用的なコミュニケーション形式だが、受験者の待ち時間が長くなってしまう。一方「録音式」は、待ち時間を一律に短縮することが可能だ。なお、臨場感を備えたスピーキングテスト画面の開発により、試験方法の変更によるレベルに差異がないことは検証済みとしている。◆2017年度TEAP CBT実施概要日程:第1回/2017年9月3日(日)第2回/2017年10月22日(日)受付期間:第1回/2017年6月22日(木)~8月9日(水)第2回/2017年8月14日(月)~9月28日(木)開催都市:東京、大阪