日本英語検定協会は2026年2月6日、2026年度第1回検定より実施する本人確認方法の変更について、試験実施を前にあらためて注意を呼びかける通知を公表した。今後、英検(従来型)、英検S-CBT、英検S-Interviewを対象に、1級から3級の受験者は、試験当日に協会が定める顔写真付き身分証明書の原本提示が必須となる。確認できない場合、成績は「認証失格」となり無効となる。
日本英語検定協会は、大学入試において各種外部検定試験の活用が拡大していることを受け、本人確認の強化をはじめとする不正行為防止などを目的に、2026年度第1回検定より本人確認方法の変更を行う。対象となる試験は、英検(従来型)の一次・二次試験公開会場、英検S-CBT、英検S-Interview。海外会場も対象となるが、従来型の準会場は含まれない。対象級は1級から3級まで。4級以下は対象外で、従来どおり受験票のみで受験できる。
対象試験では、受験票などの受験申込を証明する書類に加え、試験当日に「協会が定める顔写真付き身分証明書」の原本提示が求められる。有効な身分証明書は、学生証や生徒手帳、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、在留カードなど。コピーや画像データ、デジタル学生証、有効期限切れの証明書は認められない。
試験当日は、なりすましなどの不正行為を防止するため、来場者本人、受験票、顔写真付き身分証明書の3点照合により、顔写真と志願者情報の一致を確認する。英検(従来型)および英検S-Interviewでは、受付時以外にも提示を求められる場合があり、試験会場内では常に携行する必要がある。
試験当日に顔写真付き身分証明書を提示できなかった場合、その場で失格とはならないが、有効な成績を得るためには、試験会場で誓約書類の発行手続きを行い、試験日翌々日の午前9時30分までに、協会が定める方法で身分証明書画像を提出する必要がある。期限内に提出が確認できない場合や、内容に不備がある場合は、理由を問わず「認証失格」となり、合否結果および成績は無効となる。
認証失格となった場合、英検(従来型)では当該級の合否結果が認証失格となり、英検S-CBTでは当該試験のスコアおよび合否がすべて無効となる。提出期限の延長や検定料の返金、代替措置などは行われないとしており、協会は受験者に対し、事前の確認と準備を呼びかけている。
2026年度の英検(従来型)第1回検定は、一次試験の本会場が5月31日(海外は5月30日)に行われる。英検S-CBTは、4月1日から始まる2026年度第1回検定4月実施分より、本人確認が強化される。

