法科大学院入学者数、過去最低1,704人

 文部科学省は、5月17日に行われた法科大学院等特別委員会(第80回)配布資料を公開した。平成29年度の法科大学院志願者数は8,159人。平成16年度からの入学者数推移を見ると、過去最低の1,704人となったことがわかった。

教育・受験 その他
 文部科学省は、5月17日に行われた法科大学院等特別委員会(第80回)配布資料を公開した。平成29年度の法科大学院志願者数は8,159人。平成16年度からの入学者数推移を見ると、過去最低の1,704人となったことがわかった。

 法科大学院とは、弁護士や検察官、裁判官など、法曹養成に特化した教育を行う機関。経済学や理数系、医学系など、他分野で学んだ者や社会人なども幅広く受け入れるため、入学者選抜では入学者の3割以上を、非法学部出身者などにするよう奨励されている。

 平成29年度の志願者数は、国立2,813人、公立213人、私立5,133人、合計8,159人。合計人数は平成28年度の8,278人より119人減少した。志願倍率は3.2倍。入学者数は、平成16年度以降過去最低の1,704人。過去14年間で最高人数となった平成18年度5,784人から4,080人の減少があった。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top