愛知県「ジブリパーク」構想推進室11/1発足、2020年開業へ本格始動

 愛知県は10月31日、5月から始まった「ジブリパーク(仮称)」を造るという構想に向け、「ジブリパーク構想推進室」を11月1日から設置すると発表した。

趣味・娯楽 その他
 愛知県は10月31日、5月から始まった「ジブリパーク(仮称)」を造るという構想に向け、「ジブリパーク構想推進室」を11月1日から設置すると発表した。2020年代初頭の開業を目指し、公園の利用状況調査や自然環境に関する現状分析を進める。

 「ジブリパーク(仮称)」は、愛知県で2005年に開催された「愛・地球博(愛知万博)」の理念を次世代へ継承し、未来に繋げていくため、会場となった愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園(愛称:モリコロパーク)」内にジブリの作品群を保存し、広く開放しようとする場。5月31日に、愛知県とスタジオジブリが開業に向け合意した。モリコロパーク内では、愛知万博で公開した「サツキとメイの家」が今も公開されている。

 開業に向け、愛知県は「愛知県建設部公園緑地課 ジブリパーク構想推進室」を発足。人員は10人。役割分担、事業手法の検討・調整を行う「調整グループ」と、構想の具体化に向けた調査やスタジオジブリとの協議を行う「調査・企画グループ」に分かれる。

 11月1日には、大村秀章愛知県知事がスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの揮毫による「ジブリパーク構想推進室」の看板を掲げる開設式を執り行う予定。愛知県は今後、「愛・地球博記念公園」の利用状況調査を進めていくとともに、スタジオジブリとの協議を精力的に進めるとしている。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top