名古屋市立大学は、2018年4月に総合生命理学部を新設するのを記念して、名古屋市科学館の特別協力によるイベント「中学・高校生を対象としたサイエンスカフェ in 名古屋」を2017年11月18日に開催する。参加は無料。先着で40名を募集する。 イベントを主催するのは名古屋市立大学の大学院・システム自然科学研究科。システム自然科学研究科では、科学について一般市民と科学者がコーヒー片手に気軽に話し合う「サイエンスカフェ」を定期的に開催している。今回は、理学系の学部が新設されることを記念し、特別企画として中高生を対象としたサイエンスカフェを開催する。 当日は「結晶」をテーマに、名古屋市科学館とシステム自然科学研究科の研究者が講義を行う。名古屋市科学館・主任学芸員の西本晶司氏は「地球がデザインした結晶」をテーマに、同じ形をしたものはほとんど見つからないという結晶について、その形ををデザインする要素は何なのか、自然の中にある手がかりをもとに参加者とともに考える。 システム自然科学研究科の三浦均准教授は、「結晶の形はどう決まる?」をテーマに講義を実施。水晶のような多面体結晶に、雪のような樹枝状の結晶など、結晶がなぜいろいろな形になるのか、どうやって決まるのか、そのメカニズムを物理学の側面からわかりやすく解説する。 対象は中学生および高校生で、定員は40名。参加は無料。会場では飲み物とお菓子を提供し、カフェのような雰囲気の中で気軽にサイエンスについて語り合う場を設ける。申込みはメールまたは往復はがきにて11月13日まで受け付けるが、先着順のため定員になり次第受付終了となる。◆総合生命理学部新設記念サイエンスパートナーシップイベント「中学・高校生を対象としたサイエンスカフェ in 名古屋」日時:2017年11月18日(土)14:00~15:30(13:30受付開始)場所:ナディアパーク内 デザインセンタービル 7階 7th Cafe(セブンスカフェ)(名古屋市中区栄三丁目18番1号)対象:中学生・高校生定員:40名(先着順)参加費:無料(飲み物とお菓子を提供)申込方法:メールまたは往復はがきで申し込む申込締切:2017年11月13日(月)※郵送の場合は必着※定員になり次第受付終了