【年末年始】2018年の年賀状、52円は1/7まで…海外向けに送るには?

 2017年(平成29年)から2018年(平成30年)にかけて、年賀はがき差し出す際に注意したい2つのポイントを紹介する。ひとつは、年賀はがき料金の52円で差し出すことができる期間。もうひとつは、元旦に届けるために出す期限だ。

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 2017年も残り数日。年賀状の準備は万端だろうか。2017年(平成29年)から2018年(平成30年)にかけて、年賀はがき差し出す際に注意したい2つのポイントを紹介する。ひとつは、年賀はがき料金の52円で差し出すことができる期間。もうひとつは、元旦に届けるために出す期限だ。

52円の年賀はがき期間は2018年1月7日まで



 日本郵便は、2017年6月1日からの郵便料金の改定により、通常はがきの料金を62円に変更した。ただし、年賀はがきについては、2017年12月15日(金)から2018年1月7日(日)までの間に限り、これまでと同様に52円で差し出すことができる。この期間を過ぎた場合は通常はがき料金が適用され、さらに10円分の切手を貼って差し出す必要がある。

 対象のはがきは、日本郵便が発行する年賀はがきと、私製の年賀はがきの2つ。いずれも1月7日(日)の夜までに郵便ポストに投函し、1月8日(月)の最初の取り集めまでに投函されたものについては、年賀はがきの料金である52円が適用される。なお、私製の年賀はがきを使用して年賀状を差し出す場合は、必ずはがき表面の見やすい位置に、はっきりと「年賀」の文字を朱記すること。

元旦までに届けるには?



 日本郵便はWebサイトで「1通でも多くの年賀状を元日にお届けするため、できるだけ2017年12月25日(月)までに差し出してくださいますようお願いします」と述べている。よって、27日時点ですでに元旦までに届けることができる日にちは過ぎてしまったため、これからは52円で差し出せる期限を覚えておくよう心がけておきたい。

ファンも多い? 海外へは「18円切手」を貼り足して



 日本郵便は、Webサイトで年賀状に関するよくある質問をまとめ、回答を紹介している。

 たとえば、年賀状は、国内だけでなく、実は海外にも郵送できることから、「海外向けに年賀はがきを差し出す場合の料金はいくらですか?」という項目を設置し、海外に年賀状を出す方法を示している。

 国際郵便はがきの料金は70円なので、料額印面が52円の年賀はがきを国際郵便はがき(航空便扱い、70円)として差し出す場合は、70円との差額分の18円切手を貼り足す必要がある。18円切手とは、「海外グリーティング(差額用)」のこと。海外在住の人々へも郵便を使って季節のあいさつを送れるよう、日本郵便が例年11月に発行している、グリーティング切手の一種だ。

 販売期間は2017年11月1日(水)から2018年1月5日(金)まで。発行枚数は300万枚(30万シート)。今回の海外グリーティング(差額用)切手の絵柄は、「だんご」と「たいやき」の2種類。国内・国外の人々が日本を想起しやすい食べ物として起用したデザインだという。切手デザイナーは星山理佳さん。切手シートの余白には日本茶のイラストも描かれており、送る側も、受け取る側も楽しめそうな切手だ。

 海外グリーティング(差額用)切手はこれまで、すきやきや寿司、そば、ラーメンや天ぷらなど、日本らしい食べ物をあしらったものが販売されており、年の瀬が近づくと切手コレクター同士の注目も集まっている。
《佐藤亜希》

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