「ぬれ手であわ」「たがが緩む」「青菜に塩」―よく考えてみると、少し不思議な「ことわざ」。子どもに伝える際は、「たが」とは何か、ぬれた手と「あわ」とはどういう状況なのかをひもといて説明する必要がある。 ことわざや故事成語などの由来に関する疑問に答えるべく、学研プラスは2018年7月6日、幼児から小学生向けの辞典「新レインボー 写真でわかる はじめてことわざ・四字熟語辞典(オールカラー)」を発売した。写真を用いて、ことわざ、四字熟語、慣用句、故事成語を解説する。1冊1,700円。 たとえば、「ぬれ手であわ」を写真で説明したページでは、ぬらした手に穀物の「粟(あわ)」がくっつくようすを再現。手にあわがたくさんついているようすから、「苦労しないで多くを手に入れる」という意味を理解できるよう工夫している。 「ごまをする」「猫の目のように変わる」「焼け石に水」など、説明が難しいことばも、写真ならひと目で理解できそうだ。学研プラスは、はじめて学ぶ子どもはもちろん、楽しく学びたい大人にもお勧めだとしている。 Amazon、楽天ブックス、セブンネットなどのほか、学研出版サイトで取り扱う。◆新レインボー 写真でわかる はじめてことわざ・四字熟語辞典(オールカラー)発売日:2018年7月6日(金)発行所:学研プラス編:学研辞典編集部定価:本体1,700円(税別)判型:A5/240ページ