毎日新聞社は2018年9月29日、シンポジウム「子どもをいじめから守るには」を千代田区一ツ橋にある日本教育会館で開催する。いじめ問題の専門家や当事者、毎日新聞記者など5人をパネリストに迎える。参加費は無料で、申込みが必要。 毎日新聞社は、「1ミリ、世界をいい方へ」動かすことを目的に、特設Webサイト「social action lab(ソーシャルアクションラボ)」を開設した。さまざまな社会課題をとりあげ、みんなで知って、みんなで考えて、みんなで行動することで解決を目指す。今回は、「こどもをまもる『いじめ』編」をテーマに取り上げ、半年間にわたる取材と意見交換で徐々に解決への糸口が見えてきたという。 シンポジウム「子どもをいじめから守るには」の当日には、評論家の荻上チキ氏や子どもの発達科学研究所・主席研究員の和久田学氏など5人が登壇し、来場者とともに今すぐ行動に移せるアクションプランを考える。 ソーシャルアクションラボの「こどもを守る いじめ」編では、芥川賞作家の諏訪哲史氏の壮絶ないじめ体験の告白をはじめ、親たちや子どもたちの悩みに応える記事を掲載している。その中から、いじめの「早期発見」「対処」「予防」の具体策を5つの観点から整理し、具体策を提示。投票形式で意見を募っている。投票結果はシンポジウムのテーマに反映させるという。また、シンポジウムのパネリストへの質問、意見も募っている。◆シンポジウム「子どもをいじめから守るには」日時:2018年9月29日(土)13:00~15:00(開場12:30)会場:日本教育会館9階 飛鳥(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)募集人数:100人参加費:無料申込方法:Webサイトより申し込む