2017年に米連邦破産法11条の適用を申請して破綻、2018年6月末にはアメリカ国内の全735店舗を閉鎖した米トイザらス(Toys“R”Us)ですが、同社は、資産を売却する予定であった破産オークションをキャンセルし、再始動の計画を打ち上げました。この計画では現在のライセンスを維持するとともに新しい小売事業に投資できる新会社に資産を再編成するとのこと。トイザらスの財産および、間接的/直接的な利害関係者にとって、これが最良の選択肢であるとしました。今回中止された破産オークションでは、トイザらス(Toys “R” Us)、ベビーザらス(Babies “R” Us)というブランド名やウェブサイトドメイン、レジストリリスト、マスコットのGeoffrey the Giraffeなどがオークション対象だったとされています。「大好きなおもちゃに囲まれて 大人になんかなりたくない」と思っていた米国のトイザらスキッズは、今後の展開が気になるのではないでしょうか。なお、日本国内のトイザらスに関しては2018年3月に「米国事業の清算の影響を受けない」と発表しています。