<社会>講評(スクール21 提供)
全体としては、難度が若干高くなりました。難度が高くなった原因は2つあります。1つは過去にあまり出題されていない単元から出題されたこと、2つめは出題形式が変わったことです。
単元としては古代文明(エジプト文明とメソポタミア文明)の見分け方などがあげられます。また出題形式では「正しいものをすべて選べ」という問題が増え、またその正答数も2つではなく3つ選ぶ問題がありました。さらに正しい組み合わせを問う問題も増えました。
結果として、大雑把な知識ではなく細かい知識を身につけていないとなかなか得点には結びつかなかったと思われます。
大問1 世界地理
大問2 日本地理
どちらの大問でも、基本的に例年通りの難易度で、特に大きな変化はありませんでした。
大問3 日本史(古代~近世)
出題形式は例年通りでしたが、「一遍」や「お伽草子」やイスラム教の成立世紀など、細かな知識が問われる問題もありました。
大問4日本史(近現代)
ここでも「陸奥宗光」など細かな知識が求められました。
大問5 公民
用語の正しい組み合わせを選ぶ問題が2題出題されるなど、出題形式が大きく変わりました。
大問6 総合
昨年に続きテーマに沿った小問群でした。歴史分野が難化したため、例年に比べ難しかったと思われます。
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このレポートは平成31年2月28日(木)に速報としてスクール21により作成されたもの。
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協力:スクール21