【高校受験2019】千葉県公立入試後期2/28<社会>講評…前期同様、難度は下降

 平成31年2月28日(木)、平成31年度(2019年度)千葉県公立高等学校入学者選抜の「後期選抜」が実施された。リセマムでは、京葉学院の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2019】千葉県公立入試後期2/28<社会>講評…前期同様、難度は下降
  • 【高校受験2019】千葉県公立入試後期2/28<社会>講評…前期同様、難度は下降
 平成31年度(2019年度)千葉県公立高等学校入学者選抜の「後期選抜」が平成31年2月28日(木)に実施された。全日制課程は募集人員11,360人に対し15,405人が志願し、志願確定倍率は1.36倍だった。リセマムでは、京葉学院の協力を得て、後期選抜学力検査の「英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<社会>講評(京葉学院 提供)



 例年通り、大問の数は7題。地理、歴史、公民のあらゆる単元からまんべんなく出題されています。全体の難度は低くなり、前期と同様、教科書に書かれている基本的なことがらをきちんと覚えておくことが最も重要であったといえます。

 差がつきやすいのが、記述の問題や資料読み取りの問題、歴史の時代順並べ替えの問題です。記述の問題(4(4)、7(2))は8点、資料読み取りの問題(6(3)X)は2点、時代順並べ替えの問題(1(2)、5(3))は7点の配点でした。これらの問題への対策が有効にできていたかどうかが、合否を分ける大きな鍵となるでしょう。

1.総合問題


 さつまいもをテーマとした、3分野の融合問題です。答えを出すのに必要な知識は、千葉県に関する基本的なことがらや教科書にある内容ですので、普段の勉強をしっかりしていたかが問われていると言えます。

2.日本地理


 例年と同じく日本全図が使われ、都道府県名の問題,地形図の問題が出題されました。(1)は接する府県の数が最も多い県を答える問題で、やや難しかったかもしれません。(4)は新旧2つの地形図を比較する問題で、よくある出題のパターンです。

3.世界地理


 正距方位図法の世界地図にもとづいて出題されました。正距方位図法の地図は、一般的な四角い地図とは見た目が大きく異なりますが、入試で使われることは多いので、よく確認しておく必要があります。(4)は地球儀の製作を題材としており、やや難しい問題でした。特に、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の含まれるIの部品が難しかったのではないでしょうか。

4.前近代史


 出題テーマは「日本とかかわりのある外国人」で、孔子、鑑真、フビライ・ハン、ペリーが題材となりました。5問中2問が世界史に関連する問題でした。易しい問題が多く、歴史の勉強を真面目にしてきた人にとって有利に働いたと考えられます。

5.近・現代史


 森鷗外、高村光雲が問われた(1)はやや難しく、間違えてしまった人も多いのではないでしょうか。(3)では1937年~1956年のわずか約20年間におこった3つのできごとを年代順に並べなければならず、正答率が低くなることが予想されます。しかし、実は昨年度にも1936年~1957年についての並べ替え問題が出ており、対象範囲がほぼ同じでした。過去問にもとづいた勉強をきちんとしていた人にとって有利でした。

6.国民生活と経済・社会


 (2)は「セーフティネット」について答える、難度の高い問題でした。セーフティネットは日本語では「安全網」となり、教科書では「生活保護」や「職業訓練」が例としてあげられています。この問題は正解できなかった人も多いと思われます。(3)Yでは財政政策・金融政策に対する正しい理解が問われました。苦手としている人も多いことがらですが、入試では頻出ですので必ず理解しておきたい箇所です。

7.日本の政治制度


 民主政治をテーマとして出題されました。(1)で問われた社会権はよく出る題材で、必ず理解しておくべき知識です。(3)は「住民投票」を答える問題でしたが、ちょうど2月24日には沖縄県で住民投票があり、全国でも大きく報道されました。時事問題に高い関心を持っている人にとっては易しい問題だったのではないでしょうか。
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 このレポートは平成31年2月28日(木)に速報として京葉学院により作成されたもの。

協力:京葉学院
《編集部》

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