京浜急行電鉄(京急)は12月16日、2020年3月14日に本線・逗子線・大師線・空港線の計6駅を改称すると発表した。改称駅名は、創立120周年を記念した事業の一環として、沿線の小中学生から募集したもので、地域活性化や利便性などを考慮して決定された。発表によると、本線では花月園前駅(横浜市鶴見区)が付近の曹洞宗大本山・總持寺にちなんで「花月総持寺」、仲木戸駅(横浜市神奈川区)がJR東神奈川駅に隣接していることにちなんで「京急東神奈川」にそれぞれ改称。逗子線では新逗子駅(神奈川県逗子市)が、神奈川県のリゾート地で名高い葉山町(はやままち)への最寄り駅であることから「逗子・葉山」に改称。大師線では産業道路駅(川崎市川崎区)が川崎市と東京都大田区との架け橋である大師橋にちなんで「大師橋」に改称。空港線では国際線旅客ターミナルビルの改称に伴ない、羽田空港国際線ターミナル駅(東京都大田区)が「羽田空港第3ターミナル」、羽田空港国内線ターミナル駅(東京都大田区)が「羽田空港第1・第2ターミナル」にそれぞれ改称される。なお、羽田空港関連の改称は、モノレール浜松町駅(東京都港区)と羽田空港第2ビル駅を結ぶ東京モノレール羽田空港線でも同日に実施され、東京都大田区内の羽田空港国際線ビル駅が「羽田空港第3ターミナル」、羽田空港第1ビル駅が「羽田空港第1ターミナル」、羽田空港第2ビル駅が「羽田空港第2ターミナル」にそれぞれ改称される。