静岡県私学協会は2020年1月29日、2020年度静岡県私立高校入学試験の志願状況を公表した。私立高校全体の募集定員1万1,800人に対して、志願者数は2万9,120人、志願倍率は2.47倍。学校・学科別では、静岡学園（教養科学）3.72倍、藤枝明誠（普通）3.61倍など。 静岡県の全日制私立高校は、1月28日・29日に願書を受け付けた。静岡私学ネットは、全日制高校と狭域通信制高校の志願状況を一覧にまとめて掲載している。一覧では、各学校の募集定員、志願者数、志願倍率を確認できる。なお、一部の学校の募集定員は併設または付属の中学校からの内部進学者が含まれている。 静岡県私立高校における全日制全体の志願状況は、募集定員1万1,800人に対して志願者数は2万9,120人、志願倍率は2.47倍。 学校・学科別の志願状況をみると、志願倍率がもっとも高かったのは磐田東（普通）5.98倍。ついで、静岡北（理数）5.23倍、星陵（英数）4.83倍、聖隷クリストファー（普通）4.81倍。 おもな学校の志願倍率は、藤枝明誠（英数）4.45倍、藤枝明誠（普通）3.61倍、加藤学園暁秀（普通）1.57倍、静岡学園（教養科学）3.72倍、浜松日体（普通）4.08倍、日本大学三島（普通）2.51倍、浜松学芸（普通）3.97倍など。 2020年度静岡県私立高校入学試験の検査などは2月4日・5日に実施。合格発表は2月14日に行われる。定員に満たない学校は原則として再募集試験を行う。再募集試験Aの願書受付は2月18日・19日、作文・面接などによる検査を2月20日に実施し、合格発表は2月25日までに行われる。 なお、狭域通信制のキラリ（普通）は願書受付中。1月29日現在、募集定員400人に対して241人（暫定人数）が志願している。
