【大学受験2020】九州大で出題ミス、11人追加合格

 九州大学は2020年3月19日、2020年度(令和2年度)一般入試の前期日程において、理科試験問題(化学基礎・化学)で出題ミスが判明し、合否判定をあらためて行った結果、11人を追加合格にしたと発表した。

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 九州大学は2020年3月19日、2020年度(令和2年度)一般入試の前期日程において、理科試験問題(化学基礎・化学)で出題ミスが判明し、合否判定をあらためて行った結果、11人を追加合格にしたと発表した。

 2020年度九州大学一般入試前期日程は、2月26日に行われ、理科の受験者数は3,325人。理科の試験は、「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」「地学基礎・地学」の4科目あり、受験生はそのうち学部・学科(専攻)が指定する2科目を選択して解答した。出題ミスがあった「化学基礎・化学」の選択者は3,321人であった。

 「化学基礎・化学」の試験問題(満点125点)では、大問2の問3(配点3点)において、正解の選択肢を「電解液に酸化亜鉛を十分に溶解させておく」とすべきところを誤って「塩化亜鉛」と記載。外部からの指摘により、選択肢の語句に誤りがあるため正解となる選択がないことが判明したという。

 九州大学では、出題ミスが判明した問題について、受験生全員を正解扱いとして再度、合否判定を実施。その結果、11人が合格ラインに達していたことから、追加合格とした。追加合格者11人の内訳は、理学部3人、工学部6人、芸術工学部1人、農学部1人。対象者には、大学学務部入試課から個別に連絡する。

 九州大学の久保千春総長は「入学試験問題の作成については、特に細心の注意を払ってきたところですが、今回のミスで本学を受験した皆様や関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。今回の事案を非常に重く受け止め、今後このようなことが生じないよう再発防止に努めてまいります」とコメントしている。
《奥山直美》

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