キッズ@niftyが小中学生を対象に行った調査によると、休校になった子どもたちが一番いやなことは、「友だちに会えない」「好きな人に会えない」ことであることがわかった。約8割はオンライン授業の予定がなく、勉強の遅れや生活の乱れを心配するようすも見られた。 子ども向けサイト「キッズ@nifty」は2020年4月13日~4月20日、小中学生を中心とした子どもたちを対象に、新型コロナウイルス感染症の影響による休校の状況についてのアンケートを行い、のべ897件の回答を得た。 アンケート結果は緊急事態宣言の対象地域が7都府県の期間(4月13日~15日)となるが、休校している小学校は全体の88%、中学校は89%、高校は92%だった。特に感染が拡大している関東は97%、関西は100%と高い割合となった一方、東北62%、中国60%、九州61%と地域差があった。 オンライン授業の実施状況では、「実施されている(一部含む)」15%、「今後開始予定」6%で、79%の学校でオンライン授業が行われる予定がなかった。地域別の実施状況は、関東と中部の24%がもっとも多く、四国と中国地方では0%だった。 学校が休みになって一番いやなことについての質問には、「友達に会えない、友達と遊べない」の回答が37%ともっとも多く、「好きな人に会えない」が19%と続いた。「勉強がおくれる」は11%、「宿題が多い」9%、「親からおこられる」7%だった。「その他」の回答の中には「暇すぎる」「生活リズムが崩れる」といった声もあり、生活の変化に戸惑いや不安を覚えている子どもたちのようすが見られた。
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