【大学受験2021】共通テスト英語「リーディング・リスニングの配点比」Kei-Net

 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは、一般入試における大学入学共通テスト「英語」のリーディング・リスニングの各大学の配点比一覧を公開した。配点比は2020年9月1日時点のもの。そのほか、新型コロナウイルス感染症への対応もまとめている。

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 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは、一般入試における大学入学共通テスト「英語」のリーディング・リスニングの各大学の配点比一覧を公開した。配点比は2020年9月1日時点のもの。そのほか、新型コロナウイルス感染症への対応もまとめている。

 配点比一覧では、2021年度の一般選抜における国公立、私立大学それぞれの大学入学共通テスト「英語」のリーディング・リスニングの配点比をまとめた。配点比率は、特に言及がなければ1:1で記載している。

 北海道大学、九州大学の配点比は、リーディング:リスニングが1:1、東京大学は7:3。東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学は3:1。千葉大学、神戸大学、横浜国立大学(都市科学-都市社会共生をのぞく)は4:1、東京農工大学は13:7など。

 私立大学は、リーディング・リスニングの成績を利用する大学・学部・方式を調査対象としているが、英語が選択の場合やリーディングのみと比較して高得点の方を利用する場合など、必ずしもリスニングの成績を利用しない大学も含まれる。青山学院大学、上智大学、早稲田大学、明治大学全学部(商、農-食料環境政策、情報コミュニケーションをのぞく)は1:1。東京理科大学は3:1。

 関西圏の私立大学では、同志社大学が2:1、立命館大学が4:1、関西大学全学部(文、外国語、社会をのぞく)3:1、関西学院大学は1:1となっている。配点比率は変更される場合があるので各大学が秋以降に公表する学生募集要項で確認が必要。

 そのほか、新型コロナウイルス感染症に伴う国公立大学の2021年度一般選抜における対応・配慮などについても一覧にまとめている。対応内容を「選抜方法」「出願要件」「受験機会の確保」「その他」に分け、該当する内容を明記している。東京大学は「受験機会の確保」として、新型コロナウイルス感染症に罹患した受験生には追試験を実施する(日程は未定)。東京外国語大学の「選抜方法」では、言語文化学部、国際社会学部の前期の科目「英語スピーキングテスト(BCT-S)」導入延期、受験料値上げの延期など。

 私立大学も同様に配慮を一覧でまとめている。早稲田大学の「受験機会の確保」では、一般選抜において新型コロナウイルス感染症罹患者を対象に共通テストの成績で合否判定を行う「特別措置」を設ける。上智大学は、罹患者または濃厚接触者で独自試験を受験できない場合は書類選考による追試を行う。感染症対応についても、掲載内容は変更になる場合があるので大学公表の資料を確認すること。
《田中志実》

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