京大経済学教室オンラインセミナー「環境と経済」10-11月全4回

 京都大学は2020年10月から11月にかけて、京都大学の研究者が講師を務める「京大経済学教室」全4回をオンライン開催する。テーマは「『環境』と『経済』の関係~その変容と方向性~」。専門的な内容を含むため、高校生以上推奨。受講料は各回1,100円(税込)。

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 京都大学は2020年10月から11月にかけて、京都大学の研究者が講師を務める「京大経済学教室」全4回をオンライン開催する。テーマは「『環境』と『経済』の関係~その変容と方向性~」。専門的な内容を含むため、高校生以上推奨。受講料は各回1,100円(税込)。Webサイトで申込みを受け付けている。

 京都大学における経済学研究は、2020年で創立101年目を迎え、日本における経済学の研究と教育に関してもっとも古い伝統をもつ経済学部に端を発しているという。「京大経済学教室」は、そうした京都大学の経済学研究の成果と知見を、自らの進路の参考にしたいという大学生や高校生、経済学に深い興味をもつ人や学び直したいと考える人に向け、広く届けることを目的に活動している。

 今回は「『環境』と『経済』の関係~その変容と方向性~」をテーマにした全4回のオンライン講座を開講する。一昔前はトレードオフ(相容れない)関係にあると言われた「環境」と「経済」の関係性の変容を中心に、新型コロナウイルスの影響にも言及しながら、最先端の研究成果を交えた講義を一般向けにわかりやすく届ける。

 10月23日は、諸富徹氏(経済学研究科・地球環境学堂 教授)による「脱炭素化が経済成長をもたらす新しい資本主義発展の途」を開講。11月4日は安田陽氏(経済学研究科 特任教授)による「再生可能エネルギーはなぜ世界で大量導入が進むのか?~リスクマネジメントの観点から地球環境を考える~」、11月11日は森晶寿氏(地球環境学堂 准教授)による「持続可能な発展に向けたアジアの構造転換」、11月26日は椙山泰生氏(経済学研究科・経営管理研究部 経営管理大学院 教授)による「環境とイノベーション」を開講する。

 受講料は各回1,100円、全4回一括で3,960円(いずれも税込)。誰でも受講可能だが、専門的な内容を含むため高校生以上を推奨する。講義はZoomによるライブ配信で実施。後日オンラインサイト上で見逃し録画配信を行う予定。見逃し配信の視聴にも申込が必要。京都大学講座のオンライン配信Webサイトにて申込みを受け付けている。

◆2020年度 京大経済学教室オンラインセミナー「『環境』と『経済』の関係 ~その変容と方向性~」
日程:2020年10月23日(金)、11月4日(水)、11月11日(水)、11月26日(木)
時間:18:00~19:30
会場:オンライン開催(Zoom使用)
対象:誰でも参加可(専門的な内容も含むため高校生以上を推奨)
定員:各回100名程度
受講料:各回1,100円、全4回一括で3,960円(いずれも税込)
申込方法:京都大学講座のオンライン配信Webサイトから申し込む
申込締切:各回開催日の前日
《畑山望》

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