【高校受験2021】北海道公立高、募集定員は前年度比600人減

 北海道教育委員会は2020年11月12日、2021年度(令和3年度)北海道立高校の生徒募集人員を発表した。公立高等学校配置計画に基づき、全日制の募集定員は前年度比600人減の3万730人。札幌真栄など10校で学級数を増やし、北広島など14校で学級数を減らす。

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 北海道教育委員会は2020年11月12日、2021年度(令和3年度)北海道立高校の生徒募集人員を発表した。公立高等学校配置計画に基づき、全日制の募集定員は前年度比600人減の3万730人。札幌真栄など10校で学級数を増やし、北広島など14校で学級数を減らす。

 2021年度北海道立高校の生徒募集人員は、学校・学科ごとの募集人員を一覧表にまとめている。たとえば、札幌北、札幌南、札幌西、札幌東は全日制でそれぞれ320人募集する。このほか、釧路湖陵(理数)40人、旭川東(普通)240人、札幌国際情報(普通)80人など。

 公立高等学校配置計画によると、2021年3月の中学校卒業者数は、前年比1,492人減の4万1,004人(推計)。2021年度の公立高校の募集定員は、全日制が前年度(2020年度)比600人減の3万730人、定時制が前年度比80人減の2,240人、中等教育学校が前年度と同じ240人。

 全日制で定員減となるのは、滝川(普通)、札幌東陵(普通)、札幌英藍(普通)、江別(事務情報)、北広島(普通)、市立札幌藻岩(普通)、登別青嶺(普通)、苫小牧総合経済(流通経済)、函館中部(普通)、旭川西(普通)、旭川商業(情報処理)、北見緑陵(普通)、帯広柏葉(普通)、中標津(商業・大学科)の計14校15学級。市立札幌藻岩(普通)のみ2学級減。

 定員増となるのは、長沼(普通)、砂川(普通)、札幌真栄(普通)、岩内(普通)、静内(普通)、森(総合)、美瑛(普通)、鹿追(普通)、本別(普通)、標津(普通)の計10校。各1学級増となる。

 伊達(普通)と伊達緑丘(普通)の再編により、新設される伊達開来(普通)が6学級募集。女満別(普通)と東藻琴(生産科学)の再編により、新設される町立大空(総合)が1学級募集する。

 北海道教育委員会のWebサイトではこのほか、有朋高校と道立高校専攻科の生徒募集人員も掲載している。市区町村立高校の募集人員については、各市区町村教育委員会などが所管している。

 札幌市教育委員会によると、札幌市立高校の生徒募集人員は、旭丘(普通)320人、藻岩(普通)240人、新川(普通)320人、清田(普通・グローバル)40人など。

 2021年度北海道立高等学校入学者選抜の日程は、推薦入学面接が2021年2月10日、一般入試の学力検査が3月3日、合格発表が3月16日、追検査が3月17日、追検査の合格発表が3月19日に行われる。
《奥山直美》

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