【クレーム対応Q&A】子どもをあだ名で呼ばないで

 保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第11回は「子どもをあだ名で呼ばないでほしい」。

教育・受験 小学生
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 学校に寄せられるさまざまなクレーム。保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第11回は「子どもをあだ名で呼ばないでほしい」。

あだ名には、良い面もあれば、悪い面もある


 最近、あだ名に関することが話題になっています。私は、あだ名を呼ぶこと自体には良い面もあれば、悪い面もあると感じています。良い面としては、あだ名(ニックネーム)などを呼ぶことで、人と人との距離が近くなるという効果などがあります。アメリカなどでは、自己紹介の時に自ら”Please call me,〇〇!”と言うことがあります。私(鈴木邦明)の場合、”Please call me, KUNI”という感じになります。Mr.SuzukiよりもKUNIと呼んでもらった方が親しく関わることができそうに感じます。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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