東京都立中央図書館は、企画展示「1964 to 2020 クイズでめぐる東京のまち」を2021年3月18日まで開催。現在、来館サービスを休止しているが、自宅などからクイズを楽しめるよう、Webサイトにコンテンツを公開している。 Webサイトでは、東京1964大会および東京2020大会の2つのオリンピック・パラリンピック競技大会に関わりが深い東京のまちの発展・変貌のようすや、交通機関の発達を、Webサイトにてクイズ形式で紹介。代々木、駒沢、有明、夢の島、首都高、羽田空港、新幹線など、東京1964大会および東京2020大会に向けて開発され、変貌をとげてきた東京の姿を知ることができる。 また、都内の学校の生徒が関連するテーマで制作したジオラマ写真を掲載。成城中学校・成城高等学校の鉄道研究部が制作した「国立競技場」では、上部・競技場パートを300分の1、下部・都営地下鉄国立競技場前駅パートは、150分の1の縮尺で制作している。競技場地下ホームは、地下通路の先が遠くまで続いているように感じてもらうため、遠近法を用いて市松の壁に工夫を加えた。 青稜中学校・高等学校の鉄道自動車部の「東京ビッグサイトとゆりかもめ」は、偶然入手できたビッグサイトのペーパークラフトで制作。150分の1のスケールに合わせると同時に遠近法を用いて、階段から見上げる展示棟と、手前のゆりかもめを印象的に再現するためにコピー機で60回以上も倍率を調整して一致する縮尺を割り出したという。 現在、新型コロナウイルス感染症への対応に伴い、2月7日まで来館サービスを休止している。ジオラマの画像や館内展示の実施についてなど、随時情報を更新予定。来館サービスを再開した場合は、3月18日まで東京都立中央図書館4階企画展示室にて館内展示を開催する。詳細はWebサイトで確認できる。◆企画展示「1964 to 2020 クイズでめぐる東京のまち」日時:2021年3月18日(木)まで(2月7日まで来館サービスを休止)場所:東京都立中央図書館(東京都港区南麻布5-7-13 有栖川宮記念公園内)内容:クイズやジオラマの展示(Webサイトでコンテンツを公開中)
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