【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「青山高等学校」講評

 令和3年度(2021年度)東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が、令和3年2月21日(日)に実施された。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査・進学指導重点校「青山高等学校」の講評を速報する。

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【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「青山高等学校」講評
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  • 【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「青山高等学校」講評<英語>
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 令和3年度(2021年度)東京都立高等学校入学者選抜(都立入試)の学力検査が、令和3年2月21日(日)に実施された。東京都が令和3年2月15日に発表した最終応募状況によると、全日制は2万9,509人の募集人員に対して3万9,785人が志願し、最終応募倍率は1.35倍。リセマムでは、SAPIX中学部(サピックス)の協力を得て、学力検査・進学指導重点校「青山高等学校」の講評を速報する。このほかの共通問題(全5教科)と進学指導重点校(全7校)についても同様に掲載する。

青山高等学校<英語>講評


【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「青山高等学校」講評<英語>

1.リスニング問題:小問数5


 例年通り、問題Aと問題Bの2つに分かれていました。問題Aは設問ごとに対話とそれに関する質問を聞き、適切なものを選択肢から答える形式です。問題Bはある中学校へ着任した外国人の英語教師による生徒に向けた自己紹介で、その内容に関する選択問題と英文記述問題が出されました。

2.対話文の読解(約1080語):小問数14


 現代における科学技術の発展と、それに伴う人間の生活様式の変化についての対話文でした。適切なセリフを選ぶ問1は、選択肢の中の代名詞や前のセリフの中の動詞に着目することがポイントでした。問3のグラフの読み取りは新傾向ですが、本文中のキーワードや数値と照らし合わせることで難なく解答できる問題です。問5の与えられた語句の並べかえは、間接疑問文に気づけたかどうかがポイントでした。問8の自由英作文は、人の役に立つ具体的な内容を考える必要があり想像力も求められました。

3.説明文の読解(約1085語):小問数10


 古代ローマの発展と、それを支えたローマ水道について述べた説明文でした。問1の文整序は、選択肢の中にあるキーワードから、人々の生活する場がどのように変化したかという話の流れに着目することがポイントでした。本文の内容に一致しないものを選ぶ問4や、出来事を時系列に並べる問5は、該当箇所を素早く見つけ、情報を整理できたかどうかが鍵となりました。問7の地図に絡めた出題は新傾向です。本文の内容に合う選択肢の組み合わせを選ぶ問8は例年通りで、都立青山の特徴的な出題と言えます。2021年は出題範囲の縮小があったものの、2題とも1000語を超える長文読解のためスピードが求められました。
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青山高等学校<数学>講評


【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「青山高等学校」講評<数学>

1.小問集合


 平方根の計算、二次方程式、確率、資料の整理、作図の計5問からなる小問集合でした。〔問4〕の資料の整理は少し丁寧に考える必要がありましたが、どの小問も基本的な内容なので、正確に解ききりたいところです。

2.二次関数


 二次関数についての問題でした。内容は典型的なものであり、関数の問題についての基礎事項がしっかりと定着していれば、時間をかけずに完答できる大問でした。

3.円


 三角形の外接円と、角の2等分線についての問題でした。〔問1〕は比較的見ることの多い構図なのであまり考えこむことなく処理したいです。〔問2〕(1)は条件を丁寧に整理して、答えにたどりつきたいところです。(2)は自分で問題の条件に合った図を書きなおすことで解きやすくなりました。

4.空間図形


 直方体の中にできる四角錐についての問題でした。〔問1〕は正しい展開図を選ぶ問題で、丁寧に考えていく必要がありました。〔問2〕は、四角錐の体積を求める問題でした。生徒同士が対話している形式で、解法の方針がいくつか示されており、どの解法を選んだとしても確実に正解したいです。〔問3〕は四角錐の面を4色で塗っていく場合の数の問題で、立体であるということに惑わされず落ち着いて考えたい内容でした。
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青山高等学校<国語>講評


【高校受験2021】東京都立高校入試・進学指導重点校「青山高等学校」講評<国語>

1.漢字の読み取り


 二字熟語が5問出されていて、うち2問は受検生になじみの薄いものでした。知っている漢字から推測する力が求められています。

2.漢字の書き取り


 平易なものから文脈判断を要するものまで難度に幅がありますが、漢字学習を積み重ねてきた受検生であれば対応できるものです。

3.竹西寛子『木になった魚』


 伯父からの贈り物を通じて、自然の神秘について思いを馳せる少女の様子を描いた小説文からの出題です。例年通り平易な文体で読みにくさはありませんが、一部、記号選択に迷う設問が含まれています。3年連続で出されていた記述はなくなりました。

4.森山徹『モノに心はあるのか』


 言語を介した意思の伝達のあり方について論じた文章からの出題です。3年連続で文章に関連する複数の図表が示され、文章と対照させながら丁寧に読み進めていくことが求められています。2020年には見られなかった記述が出されましたが、根拠が文中で明確に示されていたため、そこを見つけることができれば書きやすいものでした。作文は例年通り、文章をもとに展開された生徒たちの意見をふまえて自らの考えを述べる形式です。

5.奥野卓司『鳥と人間の文化誌』


 日本における「花鳥風月」のイメージについて論じた文章からの出題です。漢文や古文の引用が含まれていますが、落ち着いて解説文と対照させていけば理解できるものです。小問数は2020年より1問減った5問となり、文章題3題の中では最も時間をかけずに処理できる大問でした。
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 このレポートは、令和3年2月22日(月)、23日(火)に速報としてSAPIX中学部が作成したもの。

 SAPIX中学部は、新小学5・6年生、新中学1・2・3年生(現小4・5・6生、現中1・2生)を対象に「高校入試分析会 ~地域別 入試概況~」および「高校入試分析会 ~志望校別 データ分析~」をオンライン配信する。3月19日(金)から視聴可能。講演内容や視聴方法などの詳細は、SAPIX中学部のWebサイトで確認できる。

協力:SAPIX中学部
《編集部》

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