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都立第一商業高の改編計画を策定…国際金融とIB教育

 東京都教育委員会は2026年7月9日、「東京都立第一商業高等学校の改編に関する基本計画」の策定を発表した。第一商業高校を「新たな商業教育の価値を創出するフラッグシップ校」として2028年度(令和10年度)に改編し、国際金融教育と国際バカロレア(IB)教育を重視した新たなコースを設置する。

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東京都立第一商業高等学校の改編に関する基本計画(概要)
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  • 東京都立第一商業高等学校の改編に関する基本計画(概要)

 東京都教育委員会は2026年7月9日、「東京都立第一商業高等学校の改編に関する基本計画」の策定を発表した。第一商業高校を「新たな商業教育の価値を創出するフラッグシップ校」として2028年度(令和10年度)に改編し、国際金融教育と国際バカロレア(IB)教育を重視した新たなコースを設置する。

 「東京都立第一商業高等学校の改編に関する基本計画」では、改編の方向性や理念、新校の教育課程や教育環境などをまとめている。

 計画によると、第一商業高校は社会経済情勢や生徒・保護者の進路ニーズの変化を踏まえ、商業教育の中核的価値を基盤に「新たな商業教育の価値を創出するフラッグシップ校」として改編。商業の専門性と普通科の学びを融合した新たな教育課程を編成する。

 教育方針の柱は、「探究と知の深化」「国際的視野と多文化理解」「主体性と挑戦」の3つ。この教育方針の柱を実現するため、適切な学習内容の配置および指導を実践する柔軟な教育課程を編成する。

 全日制普通科として「グローバル・ファイナンスコース(仮称)」と「国際バカロレアコース(仮称)」の2コースを設置。グローバル・ファイナンスコースでは、国際金融を体系的に理解する力の育成を図るとともに、大学などの高度な学びへの円滑な接続を実現。文系理系に偏らず、国際金融の理解に必要な教養を重視し、英語や数学などを「国際金融の学びのツール」として、大学進学の観点から強化する。

 国際バカロレアコースでは、日本語による国際バカロレア・ディプロマ・プログラムを実施。国際社会において自ら課題を設定し、主体的に行動できる人材の育成を目指す。多様な価値観を理解し、国際社会でさまざまな人と協働する学習を重視する。

 改編予定年度は2028年度。学校規模は、各学年4学級160人、計12学級480人を想定。コース別では、グローバル・ファイナンスコースは1学年135人程度、国際バカロレアコースは1学年25人程度とする。

 設置場所は、現在と同じ渋谷区鉢山町。学校名は、設置場所や教育内容などを踏まえ、今後検討し決定する。現在のビジネス科は、2028年度から募集停止する。

 計画案の公表後、5月28日から6月26日まで都民から意見を募集。Webまたは郵送により86件の意見が寄せられた。東京都教育委員会では、おもな意見とそれに対する考え方についてもWebサイトで公表している。

《奥山直美》

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