「英語さえできれば、志望校に届くのに」「学校のテストは平均点なのに、模試になると歯が立たない」。そんな悩みを抱える中高生と保護者の間で、口コミや紹介を中心に「最後の駆け込み寺」として語り継がれる塾がある。
1977年の創立以来、40年以上にわたり「本気で生徒の英語を伸ばす」ことを掲げてきた「トリプレット・イングリッシュ・スクール」(以下、トリプレット)だ。同塾の最大の特徴は、学年の枠を撤廃した「無学年制」と「1対1の対話型」少人数学習にある。徹底されているのは、大学受験を控えた高校生であっても、必要があれば中学生の内容からやり直すという基礎へのこだわりだ。一見、遠回りに思えるこの手法が、実は早稲田大学、慶應大学、国公立大学といった難関大学合格への最短距離であることは、40年にわたる圧倒的な合格実績が証明している。
現在、首都圏や関西を中心に19教室を展開。劇的な成績向上を遂げた卒業生や保護者の「実体験」が新たな生徒を呼び寄せる。まさに“知る人ぞ知る”実力派英語塾の門を叩き、苦手を克服し偏差値20アップ。2026年度の大学入試で難関大合格を掴み取った2人の卒業生と、指導の核心を知る神奈川エリアマネージャーの福本淳子氏に、その独自のメソッドを語ってもらった。
【話を聞いた人】
福本淳子氏:トリプレット・イングリッシュ・スクール 神奈川エリアマネージャー
黒坂桜子さん:関西学院大学 教育学部/桐蔭学園中等教育学校出身
湯澤祐仁さん:早稲田大学 基幹理工学部/川崎市立川崎高校出身
難関私立校生が続々と門をたたく理由
--トリプレットはどのような生徒さんが通われていて、どのような生徒さんに向いているのでしょうか。
福本氏:在籍生の9割以上が私立中高一貫校の生徒さんです。特に、私が担当している横浜教室には、神奈川県内でも屈指の難関私立校に通う生徒たちが多く集まっています。
大きく分けて、次の3つのタイプのお子さんに向いていると考えています。
1.自学自習の計画を立てるのが苦手なタイプ
2.定期テストは取れるのに、模試や入試問題が解けない「一夜漬け」でその場を凌いできたタイプ
3.自分から質問するのが苦手で、講義形式の塾や学校で「わからない」と言い出せない控えめなタイプ
どのようなタイプのお子さんも大歓迎。講師が常に目を配り指導しています。
--他の塾や予備校との指導方針の違いについて教えてください。
福本氏:最大の特徴は、「学年に縛られない」ことです。たとえば、高校2年生であっても、つまずきの原因が「中学1年レベル」にあると判断すれば、迷わず中1の内容まで戻ります。「今の学年の勉強」を無理にさせるのではなく、「その生徒が本来いるべき理解レベル」からリスタートする。自分の学年に追いつくまでは、週に4~5回、時間にして8~10時間という圧倒的な学習量を確保していただきます。この「穴を完全に埋める」プロセスこそが、他塾にはない私たちの強みです。

--それだけの学習量を、生徒さんはこなせるのでしょうか。
福本氏:実は、トリプレットでは宿題を一切出しません。その代わり、教室に来ている時間は徹底的に集中していただきます。ひとりひとりの学校の教科書に合わせた「独自教材」を作成し、6名定員の少人数制で講師1対1×6名の個別指導で、その場で完璧に理解させます。自宅では学校の予習・復習や他科目の勉強に専念してもらい、英語の成績向上はすべてトリプレットの中で完結させる。それが私たちのスタイルです。
--具体的に英語のどのような部分で「つまずき」を感じている生徒が多いのでしょうか。
福本氏:もっとも多いのは、「学校のテストはそこそこ取れるのに、模試や初見の問題になると手も足も出ない」という悩みです。これは、テスト範囲を丸暗記する「一夜漬け」で乗り切ってきた生徒さんに共通する特徴です。その場しのぎの知識だけで、語彙力や構文力といった「積み上げ」ができていないため、少しひねった問題が出ると思考停止してしまいます。外部模試はすべて初見の問題ですから、そこで自分の本当の実力を突きつけられて、「思っていたより偏差値が低い」とショックを受けて相談に来られる方が非常に多いです。
「一夜漬け」の限界と、親が導いた“駆け込み寺”
--トリプレットに入塾したきっかけを教えてください。
黒坂さん:私は中学2年生の時に入塾しました。当時はまさに「一夜漬けタイプ」で、テスト前に出そうなところだけをバッと暗記して、点数だけをなんとか取り繕うという勉強を繰り返していました。特に英語が苦手で、高校への内部進学すら危うい状態になってしまい、自力での学習に限界を感じました。3つ上の姉がトリプレットに通って基礎からやり直し苦手を克服したという話を聞き、「英語を得点源にして、他教科に割く時間を作りたい」と入塾を決めました。

湯澤さん:僕が入塾したのは高校2年生の後半です。正直に言うと、理系科目は得意だったので「塾なんて行かなくても、自分ひとりで合格できるだろう」と高を括っていたのですが、英語だけは模試を受けても偏差値50を超えられない状態になってしまいました。見かねた母が、まさに“駆け込み寺”として僕をトリプレットに連れて来たことが入塾のきっかけです。志望大学のレベルが高かったので、母は「このままでは英語が足を引っ張る」と危機感をもって探してくれたのだと思います。

--そんな中、入塾時のレベルチェック(判定テスト)を受けてみていかがでしたか。
福本氏: 結果は非常にシビアな状況でした。湯澤くんの場合、大学受験を見据えての入塾でしたが、中学2年レベルの内容で正解率は52%。さらに中学3年レベルになると47%まで落ちていたんです。学校の定期テストで平均点は取れていても、実は半分以上の基礎が抜け落ちている状態でした。
湯澤さん: あれはショックでしたね(笑)。「大学受験対策をやるぞ!」と意気込んでいたのに、実際には「中2からやり直し」と言い渡されたんです。でも、目の前にある中2のテストで半分も間違えているという現実を突きつけられ、プライドを捨てて「やるしかない」と腹を括りました。
黒坂さん:私も学校のテストでは、平均点くらいはキープしていました。でも、それはあくまで「試験範囲が決まっているテスト」だから取れていただけで…。
福本氏:黒坂さんも、判定テストの結果を受けて中学2年の内容からやり直しました。彼女の場合は、最初から週8時間の通塾コースを選び、徹底的に基礎の「穴」を埋める作業からスタートしたんです。学校のテストは「記憶」で乗り切れても、大学入試は本質的な「理解」がなければ戦えません。2人とも、レベルチェックで自分の現在地を数字で突きつけられたからこそ、リスタートを覚悟できたのだと思います。
「週8時間」忘れる前に進む定着のサイクル
--トリプレットの特徴である「週8時間以上の通塾」は、大変ではありませんでしたか?
黒坂さん:最初は本当に大変で、「行きたくないな」とサボりそうになったこともあります。でも、短い間隔で英語に触れ続けていると、前回やったことを忘れる前に次へ進めるので、着実に定着している実感がもてたんです。
吹奏楽部で放課後も忙しかったのですが、夜の19時から21時までを「トリプレットの時間」と決めて毎日通ううちに、逆に行かないと不安になるくらい習慣化していきました。中3で学年相当のレベルに追いつき、通塾時間を6時間に減らし高3の最後までそのペースを守りました。英語に対する不安がなくなり、受験直前まで「英語は大丈夫」と思えるほど心の支えになり、他の教科の勉強時間もしっかり確保できました。

湯澤さん:中高一貫校での5年間、テスト前以外ほとんど勉強をしていなかったので、「週8時間もできるのか?」と不安でした。「早く高校の範囲に追いつきたい!」という一心で1日4時間集中する日を作るなど、自分のペースに合わせてスケジュールを調整し、半年ほどで一気に高3レベルまで追い付くことができました。
--トリプレットの「自分にぴったりのレベルから始めて定着させる」というメソッドについて、詳しく教えてください。
福本氏:私たちは生徒が使用しているあらゆる検定教科書に合わせて、教材と独自の判定テストをひとりひとり個別に作成しております。どの知識が抜けているかを1%単位で可視化することから始めます。合格ラインは「9割」と厳格。たとえば湯澤くんの場合、当初50%前後だった中2・中3レベルの正答率を、それぞれ2か月ずつの集中学習で9割超えまで引き上げました。この徹底した穴埋めを支えるのが、1コース最大6名定員という環境です。講師が一方的に教えるのではなく、生徒が解いたものに対して「なぜ間違えたのか」を対話する時間を必ず確保しています。この「9割に達するまでの執着」と「密度の高い対面指導」の積み重ねが、集団塾や大人数の個別指導にはない「定着力」を生み、短期間での劇的な成績向上につながるのです。
湯澤さん: 教材を解いたらすぐに先生を呼んでその場で採点・解説してもらっていました。僕は「早く次に行きたい!」と、スピード重視でどんどん先生を呼んでいましたね。

--長文読解などに不可欠な「語彙力」は、どのように身に付けているのでしょうか。
福本氏:単語帳の暗記は各自で4~5周繰り返すのが前提ですが、もっとも重要なのは「覚えた単語が長文の中で使えるか」です。そこで私たちは、長文読解後に出会った、知らない単語を自分で抽出し、生の英文の中での使われ方を確認した上で、最後に講師が1対1で口頭チェックを行う「C(コンテキスト)チェック」を徹底しています。単語という「点」の知識を、文脈という「線」に繋げるこの作業が、語彙の活用力や応用力を飛躍的に高めます。

黒坂さん:このCチェックは本当に役立ちました。自分の語彙力に合わせて先生がその場で確認してくれるので、無駄がなく、着実に語彙が自分のものになっていく実感がありました。
偏差値47から65へ。構造理解で難関大レベルまで到達
--スランプや転機はありましたか。
黒坂さん:いちばん大変だったのは、勉強に対する「気持ち」の維持ですね(笑)。学校行事などで疲れてしまって、通うのが嫌で仕方ない日もありました。でも、なんとか踏ん張って教室にさえ行けば先生が待っていてくれるので安心でした。中学3年までの復習が終わって学年相当の学習が見え始めたころは、「新しいことを学んでいる」というワクワク感もあり、通塾時間も減ったことでやる気が出ました。
そのおかげで、高校に上がって大学受験を見据えた勉強に移っても大きな壁にぶつかることがなく、「気づいたら受験勉強になっていた」という感覚でした。学校でも安定して上位のクラスに入れるようになり、「基礎さえあればこんなに楽なんだ」と自信に繋がりました。
湯澤さん:僕がきつかったのはスタート直後、自分だけが中学2年の範囲をやっていて「本当にこれで間に合うのか?」という焦りと、慣れない長時間学習に戸惑う日々でした。その焦りが消えたのは、目に見えて英語の偏差値が上がった高3です。高2の夏に47だった模試の偏差値が、高3の10月には65まで到達して自分でも驚きました。11月ころから過去問を解き始めたのですが、あんなに苦手だった英語がスラスラ解けて、基礎を完璧にしたからこそ難関大レベルの複雑な文章も構造から理解できるようになったと実感しました。大学入学共通テストの英語はリーディング97点、リスニング81点という結果で、得意だった理系科目に加え英語が得点源になったことで、早稲田大学 基幹理工学部のほかにも、併願大学の千葉大学 工学部、東京理科大学 先進工学部にも合格しました。

--トリプレットで得られた強みを将来どんなことに生かしたいでしょうか。
黒坂さん:私が手に入れたのは英語の得点力のみではなく「納得するまで問い続ける粘り強さ」だと思っています。トリプレットで培った「わからないことを放置しない姿勢」は、春から目指す幼稚園の先生という夢への大きな武器になると信じています。
湯澤さん:トリプレットで得た強みは「自走する力」です。入塾前は机に向かう習慣すらありませんでしたが、今では何時間でもひとりで集中できるようになりました。将来は基幹理工学部の材料系の研究で日本のものづくりに貢献したいと考えていますが、英語の論文を読みこなす上でも、ここで磨いた英語力が大きな力になります。
--最後に、英語の学習環境を模索している受験生・保護者の方へメッセージをお願いします。
黒坂さん:誰でも勉強のモチベーションが上がらない日があると思います。トリプレットの先生方はそんなときは「少し休憩して切り替えよう」と優しく寄り添ってくれました。苦手を克服するために一歩踏み出してほしいです。
湯澤さん:勉強は「最初の一歩」が一番重いものです。きっかけは僕のように“親に連れられて”でも構いません(笑)。まずは食わず嫌いをせず、自分に合う勉強法を見つけてください。ひとりで難しいならプロに頼るのは近道だと思います。
福本氏:塾選びで大切にしてほしいのは、「4技能」という言葉に流されないことです。入試でもっとも差がつくのは、論理的な思考が必要な「読み書き」です。自習や慣れで対応できるリスニングとは違い、ここにはプロの目による「文法・構文・語彙」の徹底した指導が欠かせません。私自身もかつては予備校で講師をしていましたが、講義形式の集団授業で伸びるのは、自ら先生に食らいつけるごく一部の生徒だけという印象は否めません。お子さんが大人数の中で埋もれてしまうタイプなら、1対1の対話が担保された環境を選ぶことが合格への近道です。
私どもは「英語が苦手な子のための復習塾」ではなく、生徒ひとりひとりの大学受験とその先を見据えています。“必要に応じて基礎まで戻る”という戦略的な復習こそが、難関大合格への最短ルート。「正しく努力すれば、自分はできる」という成功体験は一生ものの「自走する力」に変わるのです。「わからない」を放置せずに向き合った経験は、その後の人生を大きく変える力になります。英語に悩み、塾選びに迷っているのなら、ぜひ一度私たちの扉を叩いてみてください。
--ありがとうございました。
福本先生のお話から見えてきたのは、トリプレットの指導メソッドに沿った戦略的な復習こそが、停滞した成績を動かす鍵だということ。まずは無料のレベルチェックで「本当の現在地」を知ることから始めてはいかがだろうか。その一歩が、数か月後の大きな飛躍へつながっていくだろう。
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