アルバイト収入「難しい」53%…大学生調査

 大学生・短大生の52.9%がコロナ禍でアルバイト収入を得ることが「難しい」と回答し、経済面で生活苦を「感じている」と回答した人は39.2%にのぼることが、スパークス・アセット・マネジメントの調査結果より明らかになった。

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 大学生・短大生の52.9%がコロナ禍でアルバイト収入を得ることが「難しい」と回答し、経済面で生活苦を「感じている」と回答した人は39.2%にのぼることが、スパークス・アセット・マネジメントの調査結果より明らかになった。

 スパークス・アセット・マネジメントは学生の将来への意識調査を目的に、2021年2月22日~2月25日の4日間、大学生・短大生を対象に、「大学生の将来設計に関する意識調査2021」をWebで実施。1,000名の有効サンプルを集計した。

 調査結果によると、コロナ禍でアルバイト収入を得ることが「難しい」は52.9%、「難しくない」は47.1%の割合となった。原因として、新型コロナウイルス感染症対策により多くの飲食店などが休業や時短営業をしている影響が多いことがあげられる。

 また、経済面で生活苦を「感じている」は39.2%、「感じていない」は60.8%の割合となった。コロナ禍によって、大学生活での家計(収入・支出)に変化はあったか聞いたところ、「変わった」は54.8%、「変わらなかった」は45.2%と、家計が変わった人が過半数にのぼる。

 現在、将来の備えとしてやりたいと思っていることを聞いたところ、「預貯金」56.5%がもっとも多く、「学業に励む」49.3%、「資格の取得」46.8%だった。アルバイトの収入が減った等の問題から、貯金に対する意識が変わった人が増えたと考えられる。
《安田萌香》

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