ウィズダム×三井不動産、商業施設内だからこそ実現できる「第4の学びの場」

 ウィズダムアカデミーと三井不動産は2021年4月1日、次世代型子育て総合支援プロジェクト「mama with AFTER SCHOOL WORK & STUDY」の一環として「ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校」をオープンした。

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 ウィズダムアカデミーと三井不動産は2021年4月1日、次世代型子育て総合支援プロジェクト「mama with AFTER SCHOOL WORK & STUDY」の一環として「ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校」をオープンした
  •  ウィズダムアカデミーと三井不動産は2021年4月1日、次世代型子育て総合支援プロジェクト「mama with AFTER SCHOOL WORK & STUDY」の一環として「ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校」をオープンした
  • ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校内観(メインルーム)
  • ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校内観(レッスンルーム)
  • ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校内観(レッスンルーム)
  • ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校内観(サーキングスペース)
  • ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校内観(サーキングスペース)
  • 学童サービスの中でも日ごとカリキュラムが設けられている
  • ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校の空間配置
 ウィズダムアカデミーと三井不動産は2021年4月1日、次世代型子育て総合支援プロジェクト「mama with AFTER SCHOOL WORK & STUDY」の一環として「ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校」をオープンした。4月2日に行われたメディア内覧会のようすをレポートする。

 ららぽーとTOKYO-BAYの2階、子供向けのヘアサロン、屋内遊び場などが集まった子供の広場の奥に、ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校はある。かつて「ららコミュニティルーム」というカルチャースペースだった場所を、学童保育の機能も備え、リニューアルオープンした形だ。

2021年4月1日にオープンしたウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校の入り口

 三井不動産・商業施設本部の山口桂一郎氏は「ららぽーとでは、かねてより『ママwithららぽーと』という、ママに優しい施設としての取組みを行ってきました。マタニティ、未就学児のお子さまをお持ちのママから、就学後のお子さまのママにも安心して快適にご利用いただけるように、対象を広げたいと考え、この度の企画に至りました」と話す。

 「ネオ学童」という言葉が世に周知され始めたのは、2019年。その先駆的存在とも言えるウィズダムアカデミーと連携したことで、新たな価値創造が期待される。ウィズダムアカデミーにとって商業施設内の開所は初、ららぽーとにとっても施設内の学童設置は初となる。

ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校内観(レッスンルーム)

 学校や自宅までの送迎付きで、預けていながら習い事のできるウィズダムアカデミーは、自宅(ファーストプレイス)、祖父母などの親戚宅(セカンドプレイス)に次ぐ、心地良い自宅以外の場所(サードプレイス)としてのサービスを提供している。今回の「ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校」では、フォースプレイスとしての立ち位置を目指すとウィズダムアカデミー代表取締役の鈴木良和氏は話す。

 「地域の方や家族の周辺の方も、大人も子供も共に取り組める場所。そういった繋がりも含めた場所として『フォースプレイス』を定義しています。アフタースクール、アフターキンダガーテンとしての利用だけではなく、買い物に訪れた方が立ち寄って仕事ができるワーキングスペースや、両親に対する学びのサービス、レンタルスペースも備えた空間です」(ウィズダムアカデミー・鈴木氏)。

ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校内観(サーキングスペース)

 ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校内は、おもに4つのゾーンに分かれている。

 アフタースクール、アフターキンダガーテンの学童サービスの利用者はおもにメインルームで過ごすことになる。通常20名ほどの子供たちがゆとりをもって過ごすことのできる、家のダイニングのような落ち着いたスペースだ。併設するレッスンルームでは、多種多様な習い事が開催されており、希望に応じて受講できる。学童サービスは利用せず、習い事のみを受講する際には、エントランスから直接レッスンルームに入ることができる。習い事は、書道、プログラミング(STEMON、プロスタキッズ・プログラミング)、珠算、空手、英語レッスン、バレエ、ダンスなど、ラインアップも豊富だ。

ウィズダムアカデミー ららぽーとTOKYO-BAY 船橋校の空間配置

 「メインルームで過ごす際にも毎日カリキュラムが組まれており、学びのコンテンツを提供しています。学童サービス内での学びのコンテンツはスタッフが提供し、興味関心を喚起させるような内容です。関心をもったら習い事を受講し、より濃い内容を学べるように、ワンストップでサービスを提供しています」(ウィズダムアカデミー・学童運営本部 伊藤恵理氏)。

 メインルームの奥には、ワーキングスペースが設けられていて、学童サービスの終了時間までの隙間時間で残務を片付けたい保護者が仕事をしたり、保護者向けのミニセミナーを開催したりといった使い方が想定されている。将来的には買い物客も立ち寄れるよう一般開放も検討しているという。


 従来のウィズダムアカデミーが提供するサービスに加え、商業施設内だからこそ実現できる新たなサービスがある。

 三井不動産・山口氏は「まず1つ目は、施設内のテナントとコラボレーションしたコンテンツの提供が可能ということ。ウィズダムアカデミー独自で用意しているコンテンツの他にも、たとえば施設内を送迎し、楽器店で音楽レッスンを提供すること等を構想中です。2つ目は、商業施設内という特性から平日昼や休日も活用されやすいレンタルスペース、保護者向けレッスンの提供です。アクセスしやすい施設内という利点を生かして、通常学童サービスを行っていない時間帯も空間を有効活用できるサービスを展開していきます」と話す。

 ワーキングスペースとレンタルスペース機能は、当面はウィズダムアカデミー会員に開放する。その後、ららぽーとの従業員や「みついショッピングパークキッズクラブ」の会員向けにサービスを提供。一般へのオープンは5月初旬を予定しているという。利用に関する詳細は公式Webサイトを確認されたい。
《編集部》

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