JR西日本は9月16日、台風14号の接近に伴ない、山陽新幹線が9月17日の午後から運休する可能性があると発表した。9月16日15時現在、台風14号は長崎県五島市の西南西約380kmの地点に位置しており、15km/hの速さで北北東へ進んでいる。中心気圧は990haで、最大風速は25m/s、最大瞬間風速は35m/sとされており、9月17日には北九州か山口県に上陸する怖れがある。その後は中国、四国、近畿地方を通り、太平洋へ抜けた9月19日15時には温帯低気圧に変わる見込み。東へ移動するにつれて予報円が大きくなっているため、JRではJR九州からJR東日本にかけて影響が出る模様で、JR九州では9月17日に福岡、佐賀、長崎県内の在来線で一部運休や遅れが発生する可能性があるとしている。また、JR四国では9月17日22時頃から瀬戸大橋線の運行を見合わせる予定。予想進路から遠いJR東日本でも、9月18日にかけて広い範囲で遅れや運休が発生する可能性があるとしている。