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「ディズニーツイステッドテール」は、ディズニーの名作のどこかが歪められた“もしも”の世界を描く、全米で話題のYA(ヤングアダルト)向け小説シリーズ。
翻訳版第1弾として2021年11月に発売された『リトル・マーメイド』のIF物語『ゆがめられた世界 パート・オブ・ユア・ワールド』は、ディズニーファンや『ツイステッド・ワンダーランド』のプレイヤーに支持され、発売わずか1週間で重版がかかるヒットとなった。
第2弾『ゆがめられた世界 ホール・ニュー・ワールド』で描かれるのは、もしもアラジンが魔法のランプを手にすることがなかったら……という『アラジン』のダークなifストーリーだ。
丸腰でジーニーの助けもないアラジン、悪の手に落ちた宮殿を抜け出して街の盗賊団を組織し革命の旗手となったジャスミンは、ランプの力で世界最強の魔法使いとなったジャファーにいったいどのように立ち向かうのか。
思いやりと気高さをもちつつも貧しさから抜け出せないアラジン。自国民が貧困に苦しんでいるにもかかわらず、宮殿での生活から自由になりたいジャスミン。人の願いをかなえることはできても自分は一万年もランプに閉じ込められ続けるジーニー。そして、親に捨てられ、自力で不幸な境遇を変えようと試みるジャファー。
それぞれ葛藤や思いを抱える彼らが夢見た“ホール・ニュー・ワールド(真新しい世界)"とは……。
『ゆがめられた世界 ホール・ニュー・ワールド』上巻・下巻は各1,100円(税込)で、2021年12月16日発売。