公立大学協会は2022年1月26日、2023年度（令和5年度）の公立大学個別学力検査等日程グループ表をWebサイトに掲載した。各大学・学部・学科ごとの入学定員と選抜ごとの募集人員をまとめている。独自日程で入試を実施するのは、国際教養大学、新潟県立大学等、4大学。 公立大学個別学力検査等日程グループ表は、大学・学部・学科ごとの入学定員と、一般選抜（前期・後期・中期日程）と学校推薦型選抜、総合型選抜、その他の選抜ごとの募集人員をまとめた一覧表。社会人選抜や海外帰国生特別選抜等の募集人員、学部・学科の改組により募集定員が未定の場合等は備考に記載している。 河合塾が発表した「2023年度新増設大学・短大一覧」によると、公立大学で2023年に学部・学科の新設・改組を予定しているのは、名古屋市立大学、名桜大学、長岡造形大学の3大学。名古屋市立大学が2023年4月に設置構想中のデータサイエンス学部（仮称）は、今回の日程グループ表には記載されていない。 名桜大学は、国際学群を改組し国際学部・国際文化学科（仮称）、国際観光産業学科（仮称）の2学科を設置予定。また、人間健康学部に健康情報学科（仮称）を新設する。入学定員は、国際文化学科（仮称）180名、国際観光産業学科（仮称）160名、健康情報学科（仮称）80名。 長岡造形大学は、既存の2学科を募集停止とし、新たにデザイン学科（仮称）を新設予定。入学定員は150名。いずれも2023年4月設置構想中であり、内容に変更が生じる場合がある。 なお、国際教養大学、新潟県立大学、芸術文化観光専門職大学、叡啓大学の4大学は、独自日程で一般選抜を実施する。各公立大学の入試の詳細については、各大学の募集要項を確認のこと。
