ホワイトハウスは10日、千葉市の幕張メッセで開幕した「ジャパンキャンピングカーショー2022」で、千葉ロッテマリーンズファン向けの軽キャンパー「マリーンズキャンパー」を初公開した。
マリーンズキャンパーはポニーキャニオンからの提案で開発。車両内外の随所に球団ロゴやイニシャルロゴ、プライマリーマークを配して、一目でマリーンズと分かるデザインとしたことが最大の特徴だ。マリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムの目の前で行われるジャパンキャンピングカーショー2022に合わせて製作された。
ベース車両はホンダ『N-VAN』を採用。ホワイトハウス「N-VANコンポ」の姉妹車となる。室内空間の広さだけでなく、ビジター球場への遠征などで長距離移動することを想定し、走りや安全性なども考慮して選択したという。
架装のポイントは家族4人で車中泊が叶うよう備え付けたポップアップルーフ。ピラーレスの軽自動車に大人2人寝られる大きなポップアップルーフを備えることは、強度の観点から容易ではないが、安全強化台と軽量ルーフトップを組み合わせた独自の2ピース構造で実現した。ルーフにはオプションでソーラーパネルを組み込むこともできる。
このほか、クッション性の高いベッドマットやオプションの電子レンジ、冷蔵庫(15L)、FFクリーンヒーターなども用意し、観戦旅行をサポートする。価格は356万2900円から532万4000円。