埼玉県教育委員会は2022年2月15日、令和4年度（2022年度）埼玉県公立高等学校入学者選抜の志願者数（志願変更前）を発表した。全日制の普通・専門・総合学科の合計で、入学許可予定者数3万6,721人に対し、志願者数は4万453人で、倍率は1.10倍となった。 2022年度埼玉県公立高等学校入学者選抜は、2月10日、14日、15日に一般募集の入学願書を受け付けた。全日制の普通・専門・総合学科合計の募集人員3万6,961人のうち、入学許可予定者数は3万6,721人、志願者数は4万453人で、倍率は1.10倍となった。倍率はそれぞれ、全日制普通科が1.15倍、農業科が0.92倍、工業科が0.93倍、外国語科が1.26倍、理数科が1.93倍等。 全日制課程におけるおもな高校の倍率は、大宮（普通）1.54倍、県立浦和（普通）1.41倍、市立浦和（普通）2.20倍、浦和第一女子（普通）1.53倍、川越（普通）1.50倍、春日部（普通）1.28倍、越谷北（普通）1.50倍、松山（理数）1.65倍、所沢北（普通）1.43倍、所沢北（理数）2.38倍、熊谷（普通）1.07倍、川越女子（普通）1.35倍、不動岡（普通）1.22倍等。最高倍率は大宮（理数）の2.88倍だった。 埼玉県公立高等学校入学者選抜は今後、2月17日と18日に志願先変更を受け付け、2月24日に学力検査、2月25日に芸術系学科等の実技検査や一部の学校で面接を実施し、3月4日に入学許可候補者発表を行う。なお、新型コロナウイルス感染症陽性者の受検機会を確保するための追検査は3月7日に実施し、追検査入学許可候補者発表は3月9日に行う。
