日本科学未来館、特別展「きみとロボット」3/18-8/31

　日本科学未来館は2022年3月18日から8月31日まで、特別展「きみとロボットニンゲンッテ、ナンダ？」を開催する。約90種類、130点の多彩なロボットが大集結。見たり触れたりインタラクティブな仕掛けを体験。ロボットとの関係性を通して人間とロボットの未来を考える。

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2022.2.24 Thu 9:45

　日本科学未来館は2022年3月18日から8月31日まで、特別展「きみとロボットニンゲンッテ、ナンダ？」を開催する。約90種類、130点の多彩なロボットが大集結。見たり触れたり、インタラクティブな仕掛けを体験。ロボットとの関係性を通して人間とロボットの未来を考える。

　一堂に集結した多彩なロボットたちは、世界初の人型ロボット「WABOT-1（ワボット-ワン）」、体高4メートルを超える汎用人型重機「零式人機（れいしきじんき）ver.1.2」や、どこにいてもロボットを通して社会活動に参加できる遠隔操作が可能な分身ロボット「OriHime（オリヒメ）」、実在する人物の写真や音声等のデータをもとに再現されたデジタルクローン等、日本のロボット開発の礎となったロボットから、初公開の最新ロボットまで展示する。また、インタラクティブな体験展示を通して、ロボットとともに変わりゆく人間のあり方や、その先の未来像を考える。

　展示Zone1は、壁一面に広がる年表を見ながら、「WABOT-1（4月より展示）」や「AIBO」「ASIMO」等時代を代表するロボットたちの間をぬうように進み、「ロボット」の誕生と発展・拡大の歴史を体感する。ロボットの研究・開発に影響を与えた小説やアニメ、ゲーム等のSF作品も紹介する。

　Zone2は、人間の「からだ」「こころ」「いのち」に関わるロボットの紹介。「からだ」「こころ」「いのち」をテーマに、人間は何かを考える。「からだ」は、人間の行動の可能性を広げるロボットや技術を、実際にロボットを動かしたり装着したりして、体感し、人間の「からだ」とは何かを考える。

　「こころ」は、人間の「こころ」に寄り添う多様なロボットが生まれている。愛らしいロボットや手助けしたくなるロボット、不思議な存在感を放つアンドロイド等、ロボットに対して芽生えるさまざまな思いと、自分自身の感情のゆれ動きをヒントに、人間の「こころ」とは何かを考える。

　「いのち」は、人間の「いのち」のあり方に、さまざまな形でロボットが関わるようになってきた。いずれ、からだをロボットに置き換えたり、こころをロボットで再現したりすることもできるようになるかもしれない。そのとき、人間は永遠のいのちを手に入れるのか。人間はどう生きていくのか、人間の「いのち」とは何なのかを考える。

　Zone3では、さまざまな分野で活躍する人たちが思い描くビジョンや、体験型のインスタレーション展示を通して、人間とロボットの未来を考える。

　特別展「きみとロボットニンゲンッテ、ナンダ？」は、3月18日から8月31日まで、日本科学未来館1階企画展示ゾーンで開催する。チケットは、19歳以上2,100円、小学生から18歳までは1,400円、3歳から小学生未満までは900円。3月上旬に販売開始予定。常設展も観覧可能が、ドームシアターは別料金（要予約）。チケット情報等、最新情報は公式Webサイトを確認する。

◆特別展「きみとロボットニンゲンッテ、ナンダ？」
会期：2022年3月18日（金）～8月31日（水）
会場：日本科学未来館1階企画展示ゾーン　
時間：10:00～17:00 （入場は閉館の30分前まで）
休館日：火曜日（ただし、3月22日～4月5日、5月3日、7月26日～8月30日は開館）
料金：
大人（19歳以上）2,100円（1,900円）
中人（小学生～18歳）1,400円（1,200円）
小人（3歳～小学生未満）900円（700円）
※（　）内は8名以上の団体料金
※常設展も観覧可能　
※ドームシアターは別料金（要予約）
※2歳以下は無料
※障害者手帳持参者と付き添い者1名まで無料
※会場の混雑状況により入場整理券の配布、または入場を規制する場合がある
※チケットは3月上旬に販売開始予定
※会期等は変更になる場合がある
※展覧会の内容は予告なく変更になる場合がある
※チケット情報を含む最新情報は公式サイトを確認する

《大田芳恵》