明治大学とテンプル大学ジャパンキャンパス、単位互換協定改訂

 明治大学とテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は単位互換協定を改訂し、2022年8月より明治大学からTUJへの学生派遣の範囲を拡大することを発表した。外国人学生が約6割在籍するTUJのグローバルな環境で学ぶことで、留学に近い体験をすることができる。

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 明治大学とテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は単位互換協定を改訂し、2022年8月より明治大学からTUJへの学生派遣の範囲を拡大することを発表した。外国人学生が約6割在籍するTUJのグローバルな環境で学ぶことで、留学に近い体験をすることができる。

 明治大学とTUJは、2014年5月より明治大学文学部と教育連携協定を締結している。双方の学生は追加授業料を負担することなく、提携先大学の科目を履修することができる。明治大学は、米国本校のテンプル大学大学院とも提携を結んでおり、派遣留学生数は2019年度に2,300人を超え、その派遣者数は日本の大学の中でも有数となっている。

 2022年8月より、TUJとの単位互換協定の対象を全学部に拡大することとなった。明治大生にとっては、日本国内にいながらにして、本格的な米国式の授業を受講し、実際の海外留学に近い環境を経験できることとなる。その後、米国のテンプル大学本校に留学して、協定留学(交換型)や、本学に在籍したままテンプル大学および同大学院に留学し、明治大学の学士号とテンプル大学の修士号の双方を取得できる「Dual Bachelor's Master's Degree (DBMD) program」に挑戦する選択肢も用意されている。

 なお、テンプル大学は米国ペンシルベニア州に本校を置き、東京のTUJでは、57か国から集まる約1,400人の学部生が英語でアメリカ式の大学教育を受けている。

 明治大学とテンプル大学のこれらのプログラムは、いわば国境を超えた「大学の融合」ともいえる。明治大学では、学生や時代のニーズに合わせた「新たな留学のカタチ」を開発し、これからも国を超えた「大学の融合」を合言葉に真の国際化を目指すとしている。
《木村 薫》

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