国家公務員採用総合職試験2022、6年ぶり申込者増加

 人事院は2022年4月15日、2022年度国家公務員採用総合職試験の申込状況を発表した。申込者数は院卒者試験と大卒程度試験の合わせて1万5,330人で、6年ぶりに申込者数が前年度増加。女性の割合は過去最高となった。

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 人事院は2022年4月15日、2022年度国家公務員採用総合職試験の申込状況を発表した。申込者数は院卒者試験と大卒程度試験の合わせて1万5,330人で、6年ぶりに申込者数が前年度増加。女性の割合は過去最高となった。

 国家公務員採用総合職試験は、政策の企画・立案や調査・研究に関する事務をその職務とする係員の採用試験。4月4日まで申込みを受け付けた。大卒程度試験の申込者数は1万3,674人で、前年度(2021年度)と比べて875人(6.8%)増加した。一方、院卒者試験の申込者数は1,656人で、前年度と比べて145人(9.6%)増加した。

 性別にみると、女性の申込者数は大卒程度試験5,821人と院卒者試験495人の合わせて6,316人で全体の41.2%を占めた。女性の割合は2年連続で4割を超え、過去最高となった。

 系統別にみると、法文系は1万1,435人で前年度と比べて711人(6.6%)増加、理工系は2,778人で245人(9.7%)増加、農学系は1,117人で64人(6.1%)増加した。

 今後の試験日程について、第1次試験日は4月24日、第1次試験合格者発表日は5月6日午前9時、第2次試験日は筆記試験が5月22日、政策課題討議試験(院卒者試験のみ)と人物試験(大卒程度試験のみ)が5月24日~6月10日の間の第2次試験通知で指定する日時に実施する。最終合格者発表日は6月20日午後4時。
《工藤めぐみ》

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