板橋区立教育科学館は2022年4月1日より、CTC共同事業体（コングレ、東急コミュニティー）が新たに運営を開始。運営開始にあたり、同館の設置趣旨「身の回りにある科学を紹介する」から、「人を展示する科学館」をテーマに設定。新体制での企画展第一弾となる「体感する体の科学」展では、板橋区を代表する企業のタニタが協力する。
タニタは、体脂肪計や体組成計等「健康をはかる」計測機器の製造販売をはじめ、ヘルシー食やフィットネス等の「健康をつくる」サービスを提供する健康総合企業。創業者の谷田五八士氏は、戦後、健康とは真逆の製品となるシガレットケースの製造から始め、時代を先読みしながらさまざまな領域にチャレンジしていくことで、ヘルスメーターにたどり着き、現在のタニタの礎を築いた。展示では、五八士氏のものづくりの試行錯誤を追体験することで、これからの時代に重要とされる「自ら探求し切り開いていく力」を考える。
また、タニタの最新製品の体験コーナーを設置し、各体験を科学館の立場からサイエンスの視点で紐解いていく。自分のからだを「はかり」「知り」「考える」という体験の繰り返しが、自身の健康と向きあう機会になってほしいという。企画展は予約不要、入場は無料。ただし、地下科学展示室の利用に限り、予約が必要な場合がある。また、プラネタリウムの観覧は、予約と入場チケットの購入が必要。
◆TANITA×板橋区立教育科学館コラボ企画展「体感する体の科学」
日時：2022年7月21日（木）～8月31日（水）9:00～16:30（企画展開催期間は17:00閉館）
※毎週月曜日休館、ただし8月15日（月）は開館
場所：板橋区立教育科学館（東京都板橋区常盤台4丁目14-1）
入場料：無料
