レゴフレンズ、多様性広げ男女8人組に…新製品1月発売

 レゴジャパンは2022年10月28日、遊びの中でも自由に個性を表現できるようレゴフレンズをリニューアルすることを発表した。登場人物は女の子5人組から、新たに男女8人組にアップデート。新製品は2023年1月発売、新アニメを2月よりYoutube公式チャンネルで公開する。

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レゴフレンズの新キャラクター
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 レゴジャパンは2022年10月28日、遊びの中でも自由に個性を表現できるようレゴフレンズをリニューアルすることを発表した。登場人物は女の子5人組から、新たに男女8人組にアップデート。新製品は2023年1月発売、新アニメを2月よりYoutube公式チャンネルで公開する。

 レゴフレンズはロールプレイの世界を楽しめる製品として、2012年の発売以降、世界中の子供たちに愛されている人気のキャラクター。レゴジャパンでは、オリビア、ミア、アンドレア、エマ、ステファニーの女の子5人のミニ人形と、ツリーハウスやハウスボート等のセット玩具を展開している。

 今回、発売から10年が経ち、多様化する現代社会において、より多くの子供たちがレゴフレンズに登場するキャラクターに自分自身を重ね、遊びの中で自分の存在を感じられるよう、キャラクターやストーリーを刷新。登場人物は、女の子5人組から新たに男女8人組にアップデートする。

 新しいキャラクターたちには、複数の肌の色、文化、身体的および目に見えない障害、神経多様性が追加される。他にも、四肢の違い、ダウン症、不安症、白斑、車椅子の犬等が登場予定。ユーザーは、直面する現代的な課題、情熱、障害、違いを探求し、克服しながら、友情を育んでいこうと努力するキャラクターたちのストーリーを楽しむことができるという。

 レゴグループはリニューアルにあたり、子供たちからの手紙をリサーチし、2022年初頭に世界35か国を対象に実施したオンライン定量調査「LEGO Play Well Study 2022」の結果を参考にしている。調査対象は、保護者3万2,781人と5~12歳の子供2万4,593人で、日本は2022年度に初めて定量調査に追加された。

 調査結果では、遊びの中での表現と多様性に関する議論の充実を望む声が圧倒的に多く、特に保護者の97%が、精神衛生、身体障害、知的障害、民族性等、ユニークな個性について話し合うことが重要であると考えていることが明らかとなっている。また、保護者の8割以上が、子供たちが多様性について学ぶうえで、遊びや玩具が重要な役割を果たすと考えており、子供たちの9割以上が、誰もが平等に扱われることを望んでいることがわかった。

 2023年1月1日発売の新商品は、「ペイズリーハウス」「ドッグレスキューセンター」「ハートレイク・ダウンタウン・ダイナー」「オータムズハウス」「ハートレイク・インターナショナル・スクール」の5商品。レゴグループのYoutube公式チャンネルでは、2023年2月から新しいアニメを配信する。

 レゴグループは子供たちをロールモデルとしている会社として、レゴフレンズのリニューアルにより、子供たちが遊びを通して感情や社会性を育み、個性や多様性、現代社会への理解を深めながら、自分自身や他の人にとってより良い友達になることを願っている。


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《川端珠紀》

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